週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

使用するペットボトルは「サントリー天然水」の550ml、2Lペットボトルを推奨

空きペットボトルで心肺蘇生訓練できるキット「CPR TRAINING BOTTLE」

2018年10月31日 16時35分更新

 ファストエイドは10月26日、心肺蘇生(CPR)訓練をペットボトルの空き容器で簡単に実施できるキット「CPR TRAINING BOTTLE」を開発したと発表。

 同キットは、CPRの際に胸を押すのに必要な力が、空のペットボトルを押す力とほとんど同じであることに着目したもの。ペットボトル、訓練用簡易シート、ペットボトルラベル、レクチャー動画の4点で構成されている。

 ペットボトルは日常で手に入れられるものを活用でき、「サントリー天然水」の550ml、2Lペットボトルを推奨している。

 訓練は2人1組で実施する。まず中身を飲み切った空のペットボトルを用意し、蓋を閉め、広げたシートにセット。1人がボトルを保持し、もう1人はレクチャー動画を見ながら曲のリズムに合わせて2分間訓練する。2分間終了したら、ボトルを保持している人と役割を交代し終了。同様の訓練をもう一度実施する。


 なおCPR TRAINING BOTTLEは、これまでCPR訓練を体験していない方に向けたファーストステップの訓練キットとなる。心停止に対する救命処置である胸骨圧迫による心肺蘇生法を学習できるが、よりくわしく学びたい場合は消防署などで開催されている救命講習を受講する必要がある。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう