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「VR180」使用で4万ドルの資金提供

YouTube、日本人VRクリエイター向けプログラム「VR クリエイターラボ」を開催

2018年10月24日 19時50分更新

 YouTubeは、グーグルが提供するステレオ撮影のフォーマット「VR180」を使った、3ヶ月間のVRクリエイター向け集中プログラム「VR クリエイターラボ」を開催する。開催場所はYouTube Space Tokyoで、日本居住のクリエイター向けとなる。プログラム参加者は、VR分野で活躍する講師や映像制作者、メンターから学び、プロジェクト制作に向けて4万ドルの資金提供を受けることができる。

 参加資格は、登録者数 1万人以上のYouTubeチャンネル所有者またはインディペンデント映像制作者であること、年齢20歳以上であること、など。

 VR180は2017年6月にグーグル(YouTube)が発表した、前方180度の撮影に特化したVR向けフォーマット。上下左右180度を撮影し、2つのレンズによって撮影したものを重ね合わせることで、立体視を活かした3Dのコンテンツを作成。これによりVRデバイス着用時により没入感のある体験が可能になる。

 VR クリエイターラボは、 2018年12月5日~7日にYouTube Space Tokyoで開催する、3日間の“ブートキャンプ”から始まる。この3日間では、ワークショップ、コーチング、プリプロダクション、交流アクティビティなどを実施。ブートキャンプ終了後、参加者は3ヶ月にわたり、VR180オリジナル動画を最低5本、およびメイキング動画を1本制作する。動画制作支援のための資金、カメラ、音声機器、撮影場所(該当する場合)、アシスタントなどが提供される。制作期間中は、2週間に1回のビデオチャットと、メンターとの対話や制作中の作品のレビューを実施するという。

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