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たっぷり8TB!PS4の動画は「IronWolf」+外付けHDDケースで安全・快適に保存しよう

2018年11月05日 11時00分更新

文● ジサトラ ハッチ
提供: 日本シーゲイト

 PS4で認識できる最大容量は8TB。8TBとなると、余程考えなしで使わない限り、そうそういっぱいになることはない。ストレージの容量が大きいと怖いのが、故障によるデータ消失だ。そのため、最大8TBをフルに使いたいという人には、Seagate「IronWolf」の8TBモデル「ST8000VN0022」を外付けHDDケースに入れて使うことをオススメしたい。

今回使用したIronWolfの8TBモデル「ST8000VN0022」(Amazon価格2万6150円)

 IronWolfは1000時間/1000台動作させる「ReliabilityDemonstrationTest」(信頼性実証試験)を行ない、24時間365日稼働を実現。製品保証期間は3年間ある点も見逃せない。

 過去記事で詳しく解説を行なっているが、ユーザーデータを一時的に「MediaCache」領域に保存し、再配置することで、ヘッドが移動する機械的な動きを最小限に抑え、効率化を図っている。

 また、データを一旦「MediaCache」領域に保存しているため、万が一外付けHDDケースの電源が切れた場合、データを失う可能性が最低限に抑えられるという。

 加えて、4TB以上のIronWolfに搭載されている「RVセンサー」により、ドライブへの振動や衝撃を加速度センサーで捉え、ヘッドの動作にフィードバックし、センタリングをキープ。安定した転送速度を確保することが可能とのこと。

 これにより、外付けHDDケースをPCに接続し、PS4からコピーした動画を再生する際に、一般的なHDDよりもスムーズに動画再生が行なえるようだ。

接続規格と対応する最大容量に注意して外付けHDDケースを選ぼう

 IronWolfは最大14TBの大容量モデルがあるが、今回はPS4で認識する最大容量の8TBモデル「ST8000VN0022」を用意。外付けHDDケースは接続規格や対応する最大容量などが異なるので、その点に注意したい。

 また、ドライバーを使ってネジで固定しないといけない製品と、工具不要で固定できる製品もある。ネジで固定するタイプの方がしっかり固定できて壊れにくい傾向にあるが、工具不要なタイプの方が手軽に入れ替えができるので、HDDがいっぱいになったら入れ替えて使いたい時には便利だ。

今回は工具不要で12TBまで認識可能なセンチュリー「CSB35U3BK6G」を使用した

「CSB35U3BK6G」はHDDを入れて、蓋をスライドさせて閉じ、スライダーでロックするだけと、手軽にHDDを内蔵できる

 USBの規格は、最近はほぼUSB3.0(USB3.1 Gen1)になってきているが、10年前くらいのHDDケースはUSB2.0が主流、今でも中古などで少し見かける。PS4は標準もPS4 Proもどちらも数は違えどUSBポートの規格はUSB3.0なので、USB2.0の外付けストレージを接続すると速度が落ちてしまう。そのため、USB2.0対応の古い外付けHDDケースを所有している人も、できればUSB3.0接続の外付けHDDケースを使うようにしよう。

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