eSportsがニュースでも取り上げられる昨今、対戦ゲームの腕を磨こうとすると、どうしても自分のプレイを見返したくなる。そんな時、PlayStation 4(以下PS4)ならDUALSHOCK 4のSHAREボタンを押すだけで簡単に動画を保存することができる。
©SEGA
PS4はGeForceのShadowPlayのようにバックグラウンドで自動的にゲームプレイ画面を録画しており、SHAREボタンを押して、「ビデオクリップを保存する」を選ぶと、その時点から遡って指定した時間(標準では15分)までの映像を保存できる。
SHAREボタンを2回すばやく押した場合は、その時点から録画が開始され、指定した時間(標準では15分)になると自動的にその間の映像を保存する。その指定した時間前にSHAREボタンを再度2回押すと、録画を途中で終了することができる。
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この録画機能により、手軽にゲームのプレイ動画が保存できるが、調子に乗って毎日全プレイを保存していると、PS4の内蔵ストレージを圧迫してしまう。
たとえば、筆者はセガ・インタラクティブの「BORDER BREAK」のプレイを後で見返すために録画しているが、解像度1980×1080ドットのフルHDの15分動画だと、1つの録画ファイルが1GB強になる。
それを、たとえば20試合分だと単純計算で20GB以上と膨大な量になる。そうした容量不足を解消するための方法としては、データを削除する以外に内蔵HDDをさらに大容量な製品に変えるか、外部ストレージにデータを移動させる方法がある。
PS4の内蔵HDDを換装する方法は、以前の記事でもご紹介したが、コストパフォーマンスと容量、どちらも求めるならSeagate「FireCuda」シリーズの「ST2000LX001」(SSHD 実売価格1万300円前後)がオススメだ。
速度重視ならSSDを選択したいが、2TBだと約4万円以上と高価。昨年まで、2TB以上のSSDは厚さ15mmと、PS4に内蔵できる厚さ9.5mm以下を上回っていたため選択できなかった。しかし、今年からはサムスンとインテルが厚さ7mm以下の4TB SSDを市場に投入。だが、そのSSDは約10万円以上と高く、コストパフォーマンスは優れない。
そのため、常にプレイ動画を残したい2TB以上の容量を求めたい場合は、定期的に外部ストレージに動画を移動させることをオススメしたい。
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