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たっぷり8TB!PS4の動画は「IronWolf」+外付けHDDケースで安全・快適に保存しよう

2018年11月05日 11時00分更新

文● ジサトラ ハッチ
提供: 日本シーゲイト

 eSportsがニュースでも取り上げられる昨今、対戦ゲームの腕を磨こうとすると、どうしても自分のプレイを見返したくなる。そんな時、PlayStation 4(以下PS4)ならDUALSHOCK 4のSHAREボタンを押すだけで簡単に動画を保存することができる。

PS4はSHAREボタンを使うことで、ゲームのスクリーンショットや動画の保存、YouTubeなどへの動画のアップロード、実況配信などが行なえる

 PS4はGeForceのShadowPlayのようにバックグラウンドで自動的にゲームプレイ画面を録画しており、SHAREボタンを押して、「ビデオクリップを保存する」を選ぶと、その時点から遡って指定した時間(標準では15分)までの映像を保存できる。

 SHAREボタンを2回すばやく押した場合は、その時点から録画が開始され、指定した時間(標準では15分)になると自動的にその間の映像を保存する。その指定した時間前にSHAREボタンを再度2回押すと、録画を途中で終了することができる。

保存する動画の時間は、最小30秒、最大60分の間で設定することができる

標準設定では、SHAREボタンを2回押すことで、任意のシーンでの録画開始、終了が行なえる

 この録画機能により、手軽にゲームのプレイ動画が保存できるが、調子に乗って毎日全プレイを保存していると、PS4の内蔵ストレージを圧迫してしまう。

 たとえば、筆者はセガ・インタラクティブの「BORDER BREAK」のプレイを後で見返すために録画しているが、解像度1980×1080ドットのフルHDの15分動画だと、1つの録画ファイルが1GB強になる。

動画やスクリーンショットは、各ゲームごとに格納されている。ファイルサイズは15分で1.19~1.21GBくらいになっていた

 それを、たとえば20試合分だと単純計算で20GB以上と膨大な量になる。そうした容量不足を解消するための方法としては、データを削除する以外に内蔵HDDをさらに大容量な製品に変えるか、外部ストレージにデータを移動させる方法がある。

 PS4の内蔵HDDを換装する方法は、以前の記事でもご紹介したが、コストパフォーマンスと容量、どちらも求めるならSeagate「FireCuda」シリーズの「ST2000LX001」(SSHD 実売価格1万300円前後)がオススメだ。

「ST2000LX001」はMLC NANDフラッシュメモリーをキャッシュとして利用することで、使用頻度が高いファイルをキャッシュへ保存。そうすることで、通常のHDDよりも高速で読み取ることが可能になるSSHD。価格は約1万円とコスパがよく、PS4への換装に◎。HDDよりも速い速度と大容量を両立している

 速度重視ならSSDを選択したいが、2TBだと約4万円以上と高価。昨年まで、2TB以上のSSDは厚さ15mmと、PS4に内蔵できる厚さ9.5mm以下を上回っていたため選択できなかった。しかし、今年からはサムスンとインテルが厚さ7mm以下の4TB SSDを市場に投入。だが、そのSSDは約10万円以上と高く、コストパフォーマンスは優れない。

 そのため、常にプレイ動画を残したい2TB以上の容量を求めたい場合は、定期的に外部ストレージに動画を移動させることをオススメしたい。

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