今のiPhoneへの一番の不満がバッテリーの劣化の場合、
買い換えるという選択肢はベスト?
iPhone XS/XS Maxが発売されて早1週間。10月にはiPhone XRの発売も控えている。すでに2〜3年以上、今のiPhoneを使っている人の場合、そろそろ買い換えが視野に入っているかもしれない。
「性能的に厳しくなってきたから、最新のiPhoneが欲しい」「画面が大きいのが魅力的!」「容量が一杯になって、大きいストレージのモデルが必要」といった明確な理由があるならば、もちろん買い換えをオススメするのだが、もし「バッテリーがダメになって、すぐ充電しないといけなくなったから」というのが一番の理由の人は、「買い換えない」というのも有力な選択肢になりえる。
というのも、2018年一杯はiPhone 6〜X(SEを含む)のユーザーは、3200円でバッテリーが交換できるのだ!(本来の料金は8800円、2019年以降はiPhone X/XS/XRは7800円、それ以前のiPhoneは5400円)
バッテリーがダメだと性能が自動的にダウンする!?
安いのでとりあえず交換しておいて損はない
このようにアップルがバッテリー交換料金を値下げしている背景として、iOS 10.2〜11.2+バッテリーが劣化したiPhone 6/6s/7/SEにおいて、ユーザーに告知せずに意図的に端末の性能を下げていたという問題がある。
アップルによれば、CPUに負荷がかかり消費電力が大きくなった際、劣化したバッテリーがそれに耐えられず、不意なシャットダウンが生じるのを避けるためと説明しているのだが、これを新機種への買い換えを促進するための策略ではないか? という疑惑の形でネガティブに報道されたのだ。
iOS 11.3以降では、「設定」→「バッテリー」で、バッテリーの状態をチェックできるほか、パフォーマンスの制限をユーザーの判断でオフにできる。「自分のiPhoneは古くなってきたから、どうも動作が遅い」「バッテリーがすぐ無くなるから買い換えたい」と感じた人は、まずこの項目をチェックしてほしい。
なお、iPhoneのバッテリー交換は持ち込みと配送の2種類の方法がある。前者は最寄りのApple Storeかサービスプロバイダーに出向くのだが、アップルのサイトからの時間の予約も可能。ついでに店頭で新iPhoneを試すのもいいかも。配送の場合は1週間程度の時間がかかるため、代替機を用意する必要があるので注意したい。
やっぱり新iPhoneが欲しくなったのであれば、別に後から買い換えてもいいわけだし、古いiPhoneもバッテリーだけでも新しくしておけば、家族に渡したときに比較的快適に使えるはず。3200円でバッテリーを交換できる、このチャンスはうまく活用してほしい。
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