週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

米国では早くも5Gレースが始まった

2018年09月22日 10時00分更新

iPhone発表の裏開催となったMWCアメリカ
iPhoneの影響力は弱くなったとしながらもeSIMは業界も注目

 もっとも5Gに沸いているのはMWCA会場の中だけ。一歩外に出ると、モバイル業界のニュースは、時を同じくしてロサンゼルスから600kmほど離れたApple本社で開かれた最新のiPhoneの発表会だった。初開催となった前回のMWCAもAppleのiPhone発表に重なった。MWCAを主催するGSMAにしてみれば、2年連続で話題をさらわれてしまった格好だ。

 5Gの端末は、”2019年前半”と語るLGなど、2019年第2四半期から第3四半期に登場すると見られている。iPhoneが5Gに対応することが消費者の5Gの受け入れ加速につながるのだろうか? あるオペレーターは「シェアの割には重要だが」としながら、iPhoneが何を搭載するかの影響力は以前より弱まっていると述べた。それでもeSIMには期待がかかるとしていた。


筆者紹介──末岡洋子


フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事