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iPhone Xに最適化されたQi充電器で充電タイムアタック!

2018年02月14日 12時00分更新

 iPhone 8やiPhone Xが発表された当時、ワイヤレス充電に対応するとのことで、サードパーティー製の充電器も紹介された。それがベルキンの「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad 」。ほかのQi充電器と違い、Appleと密接に連携してiPhone 8やiPhone Xの無線技術に特化してチューニングした、と商品紹介に 書かれている。iOS 11.2から対応した7.5W充電にも対応している。

 そう、iPhone 8、iPhone XをQiで充電するなら現状コレがベストなのだ。値段は実売が約7000円と、ほかの充電器に比べると高いが、Apple公式だし間違いないだろう。ということで、どのくらいの速さで充電できるのかを試した。

 先日テストした「Freedy 15W 高速ワイヤレス充電パッド」は15Wまでの出力に対応しながら「5時間47分」と、ちょっと遅かったので、今回は期待しかない。

 それでは、1時間ごとに何%充電されていくのかを目視でチェックしたのでご覧いただこう。ちなみに、来客だったり打ち合わせだったりトイレだったりで、既定の時間ピッタリではないことをご了承いただきたい。

16:40、充電開始。バッテリーは0%からのスタート

16:50、開始10分ほどでディスプレーも点灯

17:40、1時間で28%。ペースはなかなかいい

18:45、開始2時間で半分まで充電できた

19:40 68%だが、やや速度が鈍ってきた

途中で本体がやけに発熱しているので、温度を調べてみた。先日、筆者が風邪をひいたときのような発熱になっていた

22:53、ちょっと飛んでしまったが、開始6時間経ってもフル充電になっていない。80%を過ぎた頃から充電速度が急激に遅くなってしまったのだ

23:22、先ほどから30分で4%進んだ。90%を越えてからがなかなか苦しい

23:57、充電開始より約7時間。やっと100%に。最後は満充電か筆者の終電がなくなるかというチキンレースだった

 以上、Apple公式のQi充電器で充電した結果は……

7時間17分

だった。前回の充電器より遅くなってしまったのだが。iOSも最新だし、ほかにアプリも通信も動かしておらず、「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad 」は7.5W対応でiPhoneのQiに最適化されているというのに、この時間は遅すぎる。納得できないので、この原因はのちほど調べてみたい。

 さて、次回はUSB PDを使ってiPhone Xを充電した結果をお伝えする。

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