週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPhone XS Maxを早速ベンチマーク GPUの大幅性能アップを確認

2018年09月19日 19時45分更新

 21日発売予定のiPhone XS/iPhone XS Max。7nmプロセスで製造されるCPU「A12 Bionic」による、非常に高い性能も大きな売りだ。

アップルのサイト上でも「A12 Bionic」の性能をアピールするページが用意されている

7nmプロセスのCPU搭載はスマートフォンで1番手

 A12 Bionicにおける最大の進化点はニューラルエンジンと機械学習の組み合わせによる画像処理などで、ユーザーによる計測は困難ではあるのだが、ベース部分の性能がどのくらい向上しているか、早速ベンチマークアプリでテストした。

A11からはニューラルエンジンの部分が特に強化されている

 テストは3回行ない、最高値を記録。ちなみに比較に用いているのは「iPhone X」(A11 Bionic)と「iPhone 7 Plus」(A10 Fusion)の2機種。ともにiOS 12にアップデートしてテストしたが、iOS 11でのテスト値とは誤差の範囲内だった。

 まずはGeekBench 4から。CPUの数字はシングルでは向上しているが、マルチでは差は小さくなっている。それに対して、大きく数字を伸ばしたのが、GPUを測定する「Compute」。iPhone 7 PlusとiPhone X以上の差となっている。

Geekbench 4
  CPU Single CPU Multi Compute
iPhone XS Max 4796 11425 21660
iPhone X 4258 10535 15015
iPhone 7 Plus 3578 6076 13882

iPhone XS Max

iPhone X

iPhone 7 Plus

iPhone XS Max

iPhone X

iPhone 7 Plus

 Antutuでも同様の傾向。ついに数字は30万点台に達している。

Antutu 7
iPhone XS Max 334677
iPhone X 259707
iPhone 7 Plus 196820

iPhone XS Max

iPhone X

iPhone 7 Plus

 ニューラルエンジン以外の部分でも、確実に性能が強化されていることがわかったiPhone X Max。3D性能を超ヘビーに駆使するスマホゲームをプレイするユーザーにとっては、やはり注目せざるをえない端末と言えそうだ。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事