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フューチャースタンダードとTOSYSの連携による実証実験

長野市、AI映像解析による通行量調査の実証実験開始

2018年09月19日 16時15分更新

 フューチャースタンダードは9月14日、電気通信工事を請け負うTOSYSと連携し、長野市でITを活用した通行量調査の実証実験を実施すると発表した。

 映像解析プラットフォーム「SCORER」を活用し、飯綱高原と中心市街地の2ヵ所の計測地点で撮影した映像をAIによって解析。歩行者や自動車を自動で判別して集計する。

 実験期間は10月末まで。飯綱高原大座法師池周辺は自動車の通行量、長野市中心市街地は歩行者の通行量を対象にする。

飯綱高原大座法師池周辺のカメラ

 集計結果に、人の風貌や人物の特徴を示す内容、および個人の特定につながる情報は含まないという。また自動車の場合には、具体的車種、ナンバープレート情報など所有者の特定につながる情報は含まず、「乗用車・バス・トラック」などの種別を解析する。なお、プライバシー保護のため、カメラで撮影した映像は数の計測と検証作業の後削除するとしている。

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