15万円以上する価格は正直高く感じる
だからこそ徹底的に使い倒すつもり
iPhone XSとiPhone XS Max、この3連休はiPhone XS Maxをメインに使っていた。やはり、「携帯性を兼ね備えた大画面は正義」といえるのは間違いない。
この週末は、趣味であるモータースポーツ観戦が忙しく、昼間は国内レースであるスーパーGT、夜はF1・シンガポールグランプリの中継があったのだが、前者はJ-SPORTS、後者はDAZNアプリを使い、iPhone XS Maxの大画面で中継を楽しんだ。
この数日、原稿執筆のときはさすがにノートパソコンを開くが、それ以外のネット接続はすべてiPhone XS Maxだった。
正直言って、iPhone XS Maxの価格設定は、かなり高いと思う。スマホで15万円以上するとは、一昔前では考えられない。昨今は、キャリアの端末割引もなくなりつつあり、スマホ本体の負担額は上がっている。
それならば、いっそのこと、高価なiPhone XS Maxを購入したら、四六時中、使い倒してやろうと決断した。ここ最近、各キャリアは、大容量プランを拡充しつつある。特にソフトバンクは、YouTubeやTVer、FacebookやInstagramなどが使い放題の「ウルトラギガモンスター+」を始めた。しかも、キャンペーン中はそれ以外のコンテンツの使い放題だ。
いま、持っているモバイルWi-Fiルーターを解約し、すべての通信をウルトラギガモンスター+に集約させ、なんとか元をとってやろうという気になってきた。できることなら、技適マークがあれば香港版を入手して、auの「Netflixプラン」とソフトバンク「ウルトラギガモンスター+」をDSDSで使いまくりたいと思うほどだ。
iPhone XS MaxはiPhone Xに比べて、使用できる時間が長くなっているという。それだけに、朝から晩まで使いまくるというのは悪くないだろう。
iOS 12には、iPhoneをどれだけ使っているか、どのアプリをどれくらい使っているかがわかる「スクリーンタイム」という機能が新設された。
それを見ると「自分。SNS、見過ぎだな」という反省することが可能だ。また、使用できる時間を制限することもできる。
しかし、せっかく、15万円以上する端末を買い、大容量プランで契約するなら、そんなスクリーンタイム機能を無視しまくって、使い倒すというほうが健全というものだ。
iPhone XS Maxは、朝から晩まで使い倒したいと思えるほど、パワフルで魅力的なデバイスに仕上がっているように思う。
筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)
スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。
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