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オッサンも美少女に変身!今話題のVTuber用キャラを「Vカツ」で簡単作成

2018年10月03日 11時00分更新

 絵心がまったくなくても、イメージ通りのキャラクターを作れるのが楽しいですね。好きなキャラクターの再現に挑戦しているだけでも永遠に遊べますが、本題のバーチャルキャストへの読み込みを解説しましょう。手順はかなりややこしいのですが、ざっくり整理すると下記のような流れになります。

・「IVR-SHOP」でキャラクターチケットを購入
・Vカツからキャラクターをアップロード
・ニコニ立体でモデルの情報を編集
・バーチャルキャスト用設定ファイルを保存
・バーチャルキャストを起動して作成したキャラクターを選択

 すべてのステップを解説すると膨大な画像点数になるので、今回は重要な手順のみを説明していきます。

まずはVカツを起動。「アップロード」→「VRM」と進みます

ここで「IVR-SHOPを開く」をクリックします

つぎに「チケット購入はこちら」をクリックし、その後の画面で会員登録を済ませ、キャラクターチケットを購入します

Vカツに戻り、今度は「VRMへ変換する」をクリックします

IVR-SHOPで作成したIDとパスワードを入力します

「ニコニ立体」の「ログイン」をクリックします

ニコニコ動画のID、パスワードを入力します

「キャラ選択」をクリック

作成したキャラクターを選択して「決定」をクリック

「規約に同意してVRMを投稿」をクリック

「ニコニ立体編集画面を開く」をクリック

外部アプリ許諾の「バーチャルキャスト」にチェックを入れて「保存して公開する」をクリック

Vカツで「バーチャルキャスト用設定ファイルの出力」をクリックして、バーチャルキャストをインストールしたフォルダーに設定ファイル「config.json」を保存します

 これにてVカツで作成したオリジナルキャラクターのバーチャルキャストへの書き出しはすべて完了。あとは過去記事の「動ける範囲の広いVIVE Proでバーチャルキャストを超快適体験」どおりにバーチャルキャストを起動すれば、キャラクター選択メニューにオリジナルキャラクターが現われます。

Vカツで作成したキャラクターは、選択メニューの先頭に表示されます

これでバーチャルキャストのスタジオにオリジナルキャラクターが出現!

自分で作成したキャラクターを自分で演じるのは不思議な気分です

 Vカツでは、作成した3Dキャラクターを「VIVE」や「Oculus Rift」を使って操作できる「Vルーム」と呼ばれる機能も利用できます。VIVEなどをPCに接続していれば、仮想空間でキャラクターを立体的に鑑賞可能です。

 このVルームでは衣装、表情をプリセットから反映させるほか、デフォルト、笑顔、泣き、怒りなどの表情をコントローラーでリアルタイムに操作できます。作成したキャラクターをVTuberデビュー前に客観的にチェックできる便利な機能であり、バーチャル空間で着せ替え遊びを堪能できるエンターテイメント空間でもあります。

 ボイスチェンジャーを利用すれば、オッサンも美少女VTuberになれるのだから恐ろしい時代です。しかしすべてのテクノロジーは有効活用するために存在します。皆様も日に日に増えているVTuberの仲間入りをしてはいかがでしょうか?

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