週刊アスキー

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Z7で撮ったJPEG画像もお楽しみください!

ニコンZ7発表会で実写レビューしてきたっ!!




 ニコンは8月23日に都内某倉庫にて、世界向けの発表会を行い、初の「フルサイズ・ミラーレスカメラ」の「ニコンZマウントシステム」を公開した.

 具体的には新しいZマウントを搭載したミラーレスカメラ2機種と、同マウント用のレンズ3本、そしてマウントアダプター1台が新製品となる.

やはりミラーレスは軽くてコンパクトなのが魅力.そしてZマウントの「内径55ミリ、フランジバック16ミリ」がニコンとしての「究極解」である.

会場でengadget取材班のα7M3をお借りして、並べてみました.

発表会のメインメッセージは
「Mirrorless ReInvented」

 発表会は冒頭から牛田社長が登場し、ニコンの歴史と伝統、そして高い技術力を説明し、Zを発表した.特に「ミラーレス市場でトップシェアをとる」ことも強調し、本気で取りにいく決意を表明した.

会場となった某倉庫には、海外からのメディアも100名ちかく集合した

発表会のオープニングムービーですでにカメラの姿が登場して、会場もどよめく・・・

牛田社長が登壇して、Nikonの歴史を紹介.もちろんNikon Fも..

背景アニメーションがマウントのイメージに..

「Z」のロゴとともにカメラが社長のサイドに登場した..

「Mirrorless ReInvented」・・・・ミラーレスカメラを再発明したのがZである

Zに全技術を投入しているが、もちろんDシリーズも継続していきますもちろんです!!

今回は3本のレンズを発表しましたが、2019年、そして2020年の計画も表明しました.

2名のプロカメラマンが登壇して、Z7の使い勝手と機能の高さを評価.Whitworth氏の東京をテーマにしたタイムラプスムービーはとてもよかったです.

発表会のしめくくりは、牛田社長(中央)と御給事業部長(左)、池上開発統括部長(右)がZを手にして記念写真です.

Z7の第一印象は「軽くて小さい」
シャッター音はやっぱりニコン
Z7でZ7を撮影した実写データもどうぞ!!

 発表会に続いて、タッチアンドトライ会場で、Z7をお借りしていろいろなモノやモデルさんを撮影してみました.

Z7に24-70ミリレンズを装着.想像したより軽いし、グリップのにぎりやすさはさすがニコンでござる.

上からみると、ミラーがなくなってボディがとっても薄くなったのがわかりますね.ファインダーの右に液晶表示があるのもニコンらしくて好きです.

背面液晶は3.2型210万画素で、もちろんチルト可能.EVFはおなじみ(?)の369万画素OLEDです.

35ミリF1.8の新レンズをつけるとこんな感じになります.

充電端子はタイプCなのは、いまどきとても便利ですね(私たちの場合かもしれませんが).ヘッドホンとマイク端子が別にあるのも好きです.

おっと思ったのは、この記録素子.XQDカードのみです.動画の保存速度を担保するためにSDではなくXQDを選択.

すでにお気づきかと思いますが、Z7とZ6は外観上まったく同じです.唯一このエンブレムの数字部分だけが異なります.

こちらが、従来のニッコールレンズを装着するためのアダプター.付けるとニコンの一眼レフのサイズになってしまいますね.あたりまえですけど.

マウントアダプターを使えば、これらニコンの黒レンズ群を装着してもちろん高速ドライブが可能となります.

 ここからあとの会場写真はすべて「Z7」で撮影しました.レンズは24-70ミリで、F4開放のAモードで、ISO100固定にて撮影しております.

 ★!!クリックすると横8256×5504ドットの原画が表示されますのでモバイルの方は注意してください!!★

参考出品のモータードライブです(なわけないでしょ、バッテリーパックですよ~ん).(トリミングしてあります)

マグネシウムボディの骨格はフレームだけでなく、グリップまで及び、全体の剛性を保っています.(トリミングしてあります)

おなじみの内部分解模型です.70ミリの望遠端では開放だと焦点深度がとても浅いですね~~

このカットモデルもとても興味深かったです.ミラーレスがいかに空間が少ないかがよく分かります.

Z7のフランジバックの浅さと、EVFにきちんとレンズを多用しているがよくわかりますね.(トリミングしてあります)

来年発売となるレンズ3本のモックアップです.ノクト=F0.95はかなり大きいことがわります(中央).そして左端の24-70ミリのF2.8版も早く出していただきたい.右のカメラに装着してあるのは14-30ミリF4の超広角ズームです!!

試用している24-70ミリは全域で30センチまで寄れるので、小さい花もここまで写せます.これは便利ですね.

広角端ですが、やはり開放では被写界深度の浅さが出ますね.

望遠端で手前のお菓子に合焦すると、背後のポットはここまでボケます.

早期のレンズラインアップの充実と
「Z1」の登場に期待しよう!!

 というわけで、3時間使っただけですが、強烈に欲しくなりました.とはいえ、14-70ミリのF2.8を見てしまったので、迷いますよね.どんどん前倒しでレンズを出していただけると、我々カメラおたくの気分も高揚するので、ぜひお願いしますね~~

70ミリ端でモデルさんの目に合わせましたが後れ毛はボケぎみです.

35ミリF1.8を付けて、レンズの「24」の数字に合焦点しておりますが、前後のボケは見事でございます.

おカメラおたくの諸君はぜひこの2冊をゲットすべし.特にマウントが表紙の分厚いほうは、Zのコンセプト冊子で、開発者のみなさんが巻末に実名で並んでいるという見事な作りです.(これはZ7で撮影したものではありません)

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