日本HPから、15.6型タッチ対応液晶ディスプレイを搭載した2in1 PC「HP ENVY 15 x360」が発売された。そのポイントは、360度回転する独自のヒンジ機構を備え、利用シーンに合わせて本体形状を変化させられることだ。製品に同梱されるスタイラスペンを使えば、手書きメモやラフスケッチなども手軽に作成できる。
今回は、CPUやストレージ容量などの構成の違いによる3モデルの中から、Core i7-8550Uと256GB SSD+1TB HDDを搭載した最上位の「パフォーマンスモデル」を試せたので、製品の特徴や実際の使い勝手を紹介していこう。
直線的かつ薄型デザインに、有機的な表情のダマスカス鋼模様をあしらう
日本HPの「ENVY」(エンヴィ)は、上質な素材を用いて美しさと機能性を両立させたプレミアムPCのブランド。フラグシップの「Spectre」に次ぐ上位ブランドで、細部までこだわったデザインや基本性能の高さ、操作性の快適さを追求している。
今回登場した「HP ENVY 15 x360」は、その現行ラインナップの中ではもっとも大きな15.6型液晶ディスプレイを備えたモデル。名前からも推測できるように360度回転するヒンジ機構を備えた2in1コンバーチブルのノートPCだ。
プレミアムノートをうたうだけあって「HP ENVY 15 x360」本体の質感は非常に高い。天板やボトムケースには梨地処理を施したアルミニウム素材が使用されており、金属ならではの上質な手触りと高級感が漂う。筐体は直線的でシャープなフォルムをしており、どの方向からでも美しく見えるよう設計されている。
ディテールへのこだわりも相当なもので、スピーカーグリルの穴は幾何学的なパターンに沿ってあけられている。また、ヒンジ部分は木目に似た流れるようなダマスカス鋼模様があしらわれており、エレガントなデザインに個性的なアクセントが加えられている。なお、「HP ENVY 15 x360」本体色はナチュラルシルバー1色のみで、カラーバリエーションは用意されていない。
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