独自のOSは使いやすく
独自機能も便利なものが多い
それでは中身を見ていこう。OSはAndroid 8.0をベースにチューニングされたEMUI 8.0となっている。独自機能に関しては、HUAWEI P20やHUAWEI P20 Proと共通しており、他のファーウェイモデルとも共通している。そのため、ファーウェイ製品間での機種変更であれば、操作に関して迷う可能性は低い。また異なるメーカーからの場合でも独自過ぎるような機能はないので、操作に慣れるまでの時間は少なく済むだろう。クセらしいクセはほとんどない。
独自機能については、とくに無理に使う必要もなく、初期状態のままでもいい。ピックアップしてみると、前述しているノッチを隠す機能とジェスチャー系統になるだろうか。この点は、慣れてきたらより自分が使いやすい機能を試してみるといい。
スペックのバランスはとてもいい。SoCはKirin 659(オクタコア)を採用、Kirinシリーズとしてはミドルクラスのものだ。メモリーは4GBで、このクラスとしては大容量になる。これにより操作やウェブブラウズといった操作は快適だ。ストレージ容量は64GB+microSDXC(最大256GB)、バッテリー容量3000mAh。この2点ついてもミドルハイクラスや一部ハイエンド端末と大差がない。
ベンチマークの結果は、ミドルクラスなりのスコアが並んだ。ウェブブラウズやSNS、写真加工くらいならばストレスは感じにくいが、ゲームとなるとタイトルは制限されがちだ。PUGBのような重量級タイトルはもちろんとして、リズムゲームも設定を下げないと快適なプレーは厳しい。逆にPokémon GOくらいであれば動作は比較的良好なので、軽めのタイトルであればOKだ。
外観にコストをかけつつ、そこそこよりちょっと上という性能のHUAWEI P20 liteだが、メモリー4GBとミドルクラスとしては多いので快適に感じる。あまりヘビーなことをしないのであれば、気兼ねなく運用できるほか、後編で触れるようにカメラ性能も良好であるため、メイン端末としても十分運用できる。ともあれ、店頭でチェックしてみよう。
「HUAWEI P20 lite」の主なスペック | |
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メーカー | ファーウェイ |
ディスプレー | 5.84型液晶 |
画面解像度 | 1080×2280ドット |
サイズ | 約71.2×148.6×7.4mm |
重量 | 約145g |
CPU | Kirin 659 2.36GHz+1.7GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 8.0 |
LTE対応バンド | 1/3/5/7/8/18/19/26/28/41 |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:1600万画素(F値2.2) +200万画素 /イン:1600万画素(F値2.0) |
バッテリー容量 | 3000mAh |
FeliCa/NFC | ×/× |
防水/防塵 | ×/× |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
連続待受時間 | 約350時間 |
連続通話時間 | 約1100分 |
カラバリ | クラインブルー、ミッドナイトブラック、サクラピンク |
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