週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

4億円超のスーパーカーも来た! あのGumball3000が日本で開催!

 「コミックマーケット94」前日の8月9日、京都府・岡崎公園に120台あまりのスーパーカーがやってきた。

 「Gumball 3000」というイベントをご存知だろうか? 1999年に当時「アルマーニ」のモデルだったマキシミリオン・クーパー氏が自身の友人を招待し、自慢のクルマでヨーロッパを7日間3000マイル(約4800キロ)横断する世界規模のドライブツーリズム「Gumball 3000」(ガムボール)を創設した。昔で言う「キャノンボール」のようなイベントだ。

 今年で記念すべき20回目となり、参加台数は120台。参加車両は最新のスーパーカーからビンテージカーまでさまざま。参加者も世界的アーティストや俳優、モデル、Youtuberといった発信力の高いインフルエンサー達ばかりだ。

 注目のルートは「イギリス・ロンドン〜フランス・シャンティイ〜イタリア・ミラノ〜ボローニャ〜日本・大阪〜京都〜石川県七尾〜東京」となった。8月4日からスタートし、8月8日に大型輸送機「アントノフ」とチャーター機でやってきた参加者とクルマは関西国際空港に到着し、8月9日に京都・平安神宮(岡崎公園)に向けてラリーがスタート。最終的なゴールである東京には8月11日に到着した。

やはり日本の道は複雑?

 8月9日(木)のゴールである京都府・岡崎公園で行われたセレモニーは、15時あたりから開催されたが、普段日本の道を走り慣れていないチームが大半を占めるので日が傾き始めたあたりからゴールに海外ナンバーをつけた派手なGumball 3000ラッピングをまとったクルマが続々と到着した。

英マクラーレンの最新モデル「720S」。ユニオンジャックのラッピング+Gumballラッピングで今イベントを象徴する1台だ

 いくつかのチームは、日本国内では自動車メーカーからPR活動を兼ねた広報車両をレンタルしてゴール目指している。

ショッキングピンクのロールスロイス・ドーン。フェンダーのタイヤのイラストで「サンダーバード」の「ペネロープ号」をイメージ。

ゴール地点でチームグッズをファンに配ることも。1035馬力(!)の「ダッジ・チャレンジャーSRT ヘネシー・パフォーマンス」でドバイからエントリーした「チーム・デーモン」

アストンマーチンが貸出した「DB11」

メルセデス・ベンツが貸出した「AMG GT R」

アイルランドチームのランボルギーニ・ムルシェラゴSVに手をふるのはゴールで待ち構えているダンサー達

DJによるパフォーマンスでいつもは静かな岡崎公園がハイテンションの渦に。周りの観光客もびっくり

ベルギーナンバーの「フェラーリ488スパイダー」

ルーマニアからやってきた「ランボルギーニ・ウラカン」。なんと本来ついていないターボを装着して1200馬力発揮するモンスターマシンとのこと

最も台数の多いスウェーデンからやってきた「フェラーリ812スーパーファスト」

カラフルな「アストンマーチンDB11」で参戦しているイギリス55号車。同じ右ハンドル国なのでやや有利?

プレスも観客も関係なく近づいて写真撮り放題。これも「Gumball 3000」の魅力!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります