SPEC:
メーカー●Razer ●発売中 ●直販価格 22万6584円から
猛暑こそ、爆速ゲーマー買って、やりすごす
いま一番アツイのは15インチのプレミアムノートである。始まりはデルが2015年に発売した「XPS15」で、狭額縁による小型化、テンキーなし、TDP45Wのコアi「H」プロセッサーに、NVIDIAのGeForce搭載というのが基本スペックである。しばらくライバル機種はなかったのだが、昨年後半から登場しはじめ、今年の夏モデルがピークで、後半もどんどんと出てくる。
正統派ではASUSの「ZenBookPro」に、HPの「EliteBook1050G1」、MSIの「PS42‐8RB」も、ビジネス用プレミアムノートとして登場した。2in1では「SurfaceBook2」の15型がCPUはUだが、GTX1060を積んできた。
GTXといえばゲーミングPCだが、こちらのメーカーも、15型ノートを薄型・軽量化して、ビジネスにアート、写真・映像編集用として製品を投入し始めている。そして、スリムゲーミングノートの元祖といえばRazerのBladeだ。2013年に米国で発売となった時には、一目惚れしてしまい、個人輸入して速攻で記事にした。あれから5年、BladeはインテルとNVIDIAの新チップを随時積み替えてきたのだが、ついにフルモデルチェンジしたのがBlade2018。
ボディサイズはほぼ14型ノートと同じで、幅が355ミリ、奥行きは235ミリながら、超狭額縁によって15・6型の液晶を搭載。厚みは16・8ミリで、世界最小サイズをうたう。
サイズに加えて今回イチバン気に入ったのは、そのデザインである。天板は完全にフラットとなり、角は手がキレるようにシャープ。まさに「ソリッド」で「モノリス」で超カッコイイのである。もちろん、エンジンは6コア12スレッドのi7‐8750Hに、GTX1060/1070が選べる。冷却機構には液体を使った「ベイパー・チャンバー」と、微細のフィン、そしてシート状の断熱材により、キーボード面はアッチッチにはならないという新設計も未来的なのだ。ベンチマークテストでは6コア+1070で最高クラスの速度をたたきだしたうえに、過熱もしなかった。爆速なのに見た目も冷却機構も「クール」なBladeを買って、まったりゲームしまくるのが酷暑のオススメなのであ~~る。
アスキー・プロデューサー みやのプロ
「食い放題」と「お昼寝」と「巧妙なボケ」が好物で、夏は「設定18℃の冷房」が一番スキなので外へ出ないようにしているのだが、そのぶん編集部が寒くなりすぎて、まわりのみんなが冬服すぎて違和感を感じたので扇風機とアイスとかき氷で凌ごうとしたら夏バテ中。
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