Y!mobileは今年でサービス開始4周年。シンプルな定額プランやiPhone、Android ONE端末の投入、モバイルECの推進などを経て取扱高が約100億円になったとのこと。しかし、スマホのトラフィックは4年間で1.7倍になっており、「シンプルなS、M、Lのプランが窮屈になっている」とソフトバンク 常務執行役員 Y!mobile事業推進本部 本部長の寺尾洋幸氏は言う。
そこでY!mobileはスマホプランS、M、Lの月間データ通信容量を倍増すると発表した。月額料金は据え置きで、既存ユーザーにも自動で適用される。開始は9月1日から。
- スマホプランS 1GB→2GB
- スマホプランM 3GB→6GB
- スマホプランL 7GB→14GB
またY!mobileは、以前から「データ容量2倍オプション無料キャンペーン」として、機種変更/新規契約時は2年間無料(3年目以降はオプションになり、税抜月500円)で通信量を倍にしていたが、これは9月以降は「データ増量無料キャンペーン」と名前を変更し、これまでと同量の通信量が追加される(2年間無料で、以降は税抜月500円なのも同じ)。
- スマホプランS 2GB→3GB
- スマホプランM 6GB→9GB
- スマホプランL 14GB→21GB
シニア向けスマホが新登場!
「かんたんスマホ」を8月9日に発売
Y!mobile初となる初心者向けスマホ「かんたんスマホ」も発表され、8月2日から予約開始、8月9日からリリースされる。
かんたんスマホは京セラ製で、操作に困ってもワンタッチで解決できる「押すだけサポート」を搭載していることが特徴。音が出なくなった、ネットに繋がらなくなったといったトラブルを自動的に解決してくれるだけでなく、解決できなかった場合はサポートに直接電話が繋がる。また、サイドキーを押すことで音声検索もできるので、スマホをタイピングせずに捜し物ができるなど、とにかくスマホが苦手な人に向けた機能が装備されている。
また、60歳以上の方が購入で国内通話が無料になる「60歳以上 通話ずーっと無料キャンペーン」も行なう。
スペックはディスプレーが約5型(720×1280ドット)、SoCがSnapdragon 430(オクタコア)、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GB、バッテリーは2600mAhで、OSはAndroid 8.1を採用している。リアカメラは1300万画素、フロントカメラは500万画素。
そのほか、防水/防塵(IPX5、IPX7/IP5X)、耐衝撃、赤外線、ワンセグなどを備える。
サイズは約71×147×9.2mmで、重さは約142g。カラバリはライトブルー、ライトピンクの2色をラインナップしている。
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