「FROSTY BERRY」は名の通り
ひんやりした甘さが飲みやすい
3本目はFROSTY BERRY。“BERRY FLAVOR”とは書いてあるが、具体的に何のベリーかは明らかになっていない。原材料にすら「BERRYFLAVOR」との表記しかなくお手上げである。もちろん、何がどう“FROSTY”なのかはまったくわからず。
末岡「飲みやすいね! 前の2つが甘すぎたから、不自然に甘くないというだけでうれしくなっちゃう。ひんやりしたスイートさと評価したいよ。でも、ベリー風味ですっきりしているから、エナドリが苦手な人でもいけるんじゃないかな。まとまったテイストで高評価、4点!」
小嶋「予想よりもずっとサッパリしていますね。何のベリーかはさっぱりわからないけど、飲みやすいです。もう少しインパクトがあったらなあと思いつつも、変な味じゃないからOK。5点満点だと……3点かな」
エナジー度評価
末岡:★★★★☆
小嶋:★★★☆☆
当然といえば当然、普通の味だった「SUGAR FREE」
最後はいわゆるローカロリー版、SUGAR FREE。色合いも普通のエナドリに近く、今回は手に入らなかったORIGINALに近い味わいだと予想できる。
末岡「これをオチにしたかったのに、まいったなー。普通の味だね。まさにレッドブル的なエナドリの味だから、コメントしようがないね。せっかく日本にないエナドリだから、もっとユニークな味わいを期待したくなっちゃう。ちょっと厳しめだけど、2点」
小嶋「後味が人工甘味料に特有のべたっとした感じで、それがちょっといやかなあと思うのですが、誰にでも飲みやすさという点だとこれになるかなーと。おもしろみがないといえばそうですが、3点かな」
エナジー度評価
末岡:★★☆☆☆
小嶋:★★★☆☆
オーストラリアの個性ならKICKED APPLE
飲みやすさならFROSTY BERRY
すでに4本を飲み比べて点数をつけたものの、あらためて、2人にベストエナドリを決めてもらった。オーストラリア、ニュージーランドを訪れる際はぜひ参考に(?)してほしい。
末岡「変わった味ならKICKED APPLE、飲みやすい味ならFROSTY BERRYかな。どっちか悩むけど、何しろ海外のエナドリは量が多くて甘すぎる! 500mlを飲み切ることを考えてFROSTY BERRYがオススメだね。ところで、4本も飲んだけど、結局なんで“Mother”という名前だったのかよくわからなかったよ……」
小嶋「ぼくは逆に、海外のエナドリにはやはり日本では飲めないユニークさを求めたい! そこでKICKED APPLEを推したいところ。青リンゴ系のエナドリはなかなかレアでしょう。聞いたことないですから」
オーストラリアの旅は過酷である。もし、横断を考えているなら、リステリンを飲まないよう、エナドリを飲んでスタミナを付けたほうがいいかもしれない……。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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