docomo with最強スペックの「LG style」は長く使い続けたいライトユーザーに最適
インスタ映えする写真が撮れるモードを搭載
カメラは、背面が約1620万画素で、前面が約800万画素。画質は作例を見ていただきたいが、まずまずという印象。明るい場所での撮影には支障はないが、夜景を撮るとかなり画質が粗くなる。
※作例は原寸大で掲載しています。データ通信量にご注意ください。
LG styleのカメラは画質よりも“撮る楽しさ”を重視している印象だ。連続して撮影した4枚の写真をひとつにまとめたり、背面カメラと前面カメラで撮影した写真を並べたりできるユニークな撮影モードを搭載。インスタ映えする写真が撮れるようなガイドを表示できる機能もある。
使わないと損! と思える独自機能が充実
LG styleに搭載された独自機能の中で、個人的にもっとも気に入ったのは音質を向上させられる機能だ。「V30+」など、LGエレクトロニクス製の上位モデルにも搭載されている「Hi-Fi Quad DAC」が搭載されていて、これをオンにするだけで、イヤホンで聴く際の音質が格段に良くなるのだ。
筆者は主に「Google Play Music」を聴いていたのだが、Hi-Fi Quad DACをオンにすると、音に厚みが増し、デジタル音源特有のノイズも気にならなくなった。
指紋認証と顔認証の両方に対応していることもLG styleのアドバンテージだろう。指紋センサーは背面にあるが、端末を机の上に置いたままでも、画面をトントンとダブルタップすると画面を点灯でき、前面カメラに顔を向けると瞬時にロックが解除される。顔認証は平面での認証だが、顔をいろんな方向に向けて登録することで、ある程度は精度を向上できるようになっている。
背面の指紋センサーは、前面カメラで自撮りする際にシャッターとして使えたり、なぞって通知パネルを表示できたり、便利なショートカット機能も備えている。
手書きメモができる「Qメモ+」は、なくても困らないかもしれないが、“あってよかった” と思えること請け合いのアプリだ。スクリーンショットの上に文字などを書いてメールで共有するといったこともできる。
【まとめ】機能に妥協せずに
スマホ利用料を安くしたい人にオススメ!
LG styleは、スペックは控えめだが、流行りの縦長ディスプレーを搭載し、防水・防塵・耐衝撃、おサイフケータイ、ワンセグに対応。さらに、ハイレゾにも対応し、音質向上機能「Hi-Fi Quad DAC」も搭載。カメラの性能は、今ひとつという印象だが、ほかには、これといった弱点は見当たらない。バッテリー(2980mAh)も標準的な使い方であれば、1日は持ちそうだ。ライトユーザーで毎月のスマホ利用料を節約したいという人は検討すべき1台だろう。
LGエレクトロニクス「LG style L-03K」の主なスペック | |
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ディスプレー | 約5.5型液晶(18:9) |
画面解像度 | 1080×2160ドット |
サイズ | 約69×144×8.7mm |
重量 | 約146g |
CPU | Snapdragon 450 1.8GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大400GB) |
最大通信速度 | 下り最大262.5Mbps |
OS | Android 8.1 |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア16.2メガ(F値2.2) /イン8メガ(F値1.9) |
バッテリー容量 | 2890mAh |
Felica/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | nanoSIM |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ブラック、ホワイト、ブルー |
価格(税込) | 4万176円 |
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