週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

企業側の負担は本当にない? 【スタートアップDIVE】特別編

給料を「即日払い」できる、Payme導入で気付いたこと

2018年07月19日 11時00分更新

スマホアプリひとつで即日払い、従業員の意見も聞いてみた

 従業員は、招待メールが来たらURLを開き、パスワードを入力してアカウントを作成する。続いて、スマホアプリをインストールし、そのアカウントでサインインすれば利用できるようになる。

 アプリの使い方は直感的で迷いそうにない。画面にはバーンと「申請可能金額」が表示されており、これを上下にスライドすることで額が調整できる。とりあえず欲しい金額を表示して「申請」をタップすれば、手数料込みの金額が次の給与から相殺されるという注意が表示される。問題ないなら「申請」をタップすれば手続き完了だ。

 平日の13時までであれば当日に着金、それ以降だと翌日に着金。金曜日の遅い時間や土日に申請したら月曜日に着金となる。当日着金というのは、便利だろうなと思う。「あ、今日デートなのに財布が寂しい」と思ったら、午前中や昼休みに手続きする。午後にはお金が入っているのだ。なお、セブン銀行デポジット型を利用すれば、24時間365日即時振込も可能になるという。筆者の若いとき欲しかったサービスだ。

Payme - 給料即日払いアプリ
無料、Payme, Inc.

■関連サイト

App Store
Google Play

招待メールが来たら規約に同意し、パスワードを設定する

スマホアプリを起動したら、上下にスライドして金額を設定する

「申請」をタップすれば申請完了。申請可能額がその分差し引かれる

午前中に操作したので、当日に入金された

 原価BARの従業員にも、実際に1ヵ月ほど利用してもらい、色々な声をもらった。本来、ITにそれほど詳しくないクラスタなので、モンゴルの通信状況の悪さをPaymeのせいにするといったこともあったのだが、総じて好印象。やはり、まとまった金額を任意のタイミングで引き出せるというのを便利に感じてもらったようだ。

「Paymeの感想ですが、事故や病気のアクシデントでの急な医療費や、イレギュラーな出費などにも対応しやすくなるメリットがあると感じました。ただ、手数料がちょっと高く感じました」(五反田店スタッフK

「毎月の定期代ですが、Paymeでお金を先払いしてもらい購入時に3ヵ月とか6ヵ月分を購入してしまうと、その分安くなるメリットがあるのかなと思いました」(五反田店スタッフM

「臨時でお金が必要になった場合、小遣いとして使う場合もその月分のリミットが常に見えているのがいいと思います。その金額が自分の給料だということを忘れがちになるところがデメリットかもしれません」(モンゴル店スタッフS

「直近の営業日に入金されているスピード感は嬉しいですね。いざお金が必要となった時にすぐに現金が手に入れられるところがメリットだと思います。メールも来てさらにアプリで履歴が確認できるのも安心です」(赤坂見附店スタッフS

突然実家に帰る際などに重宝しそうと、五反田店のK。丁寧な接客が人気

定期代を長期購入して安く済ませられるのでは? と五反田店のテキーラマニアM

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう