スマホアプリひとつで即日払い、従業員の意見も聞いてみた
従業員は、招待メールが来たらURLを開き、パスワードを入力してアカウントを作成する。続いて、スマホアプリをインストールし、そのアカウントでサインインすれば利用できるようになる。
アプリの使い方は直感的で迷いそうにない。画面にはバーンと「申請可能金額」が表示されており、これを上下にスライドすることで額が調整できる。とりあえず欲しい金額を表示して「申請」をタップすれば、手数料込みの金額が次の給与から相殺されるという注意が表示される。問題ないなら「申請」をタップすれば手続き完了だ。
平日の13時までであれば当日に着金、それ以降だと翌日に着金。金曜日の遅い時間や土日に申請したら月曜日に着金となる。当日着金というのは、便利だろうなと思う。「あ、今日デートなのに財布が寂しい」と思ったら、午前中や昼休みに手続きする。午後にはお金が入っているのだ。なお、セブン銀行デポジット型を利用すれば、24時間365日即時振込も可能になるという。筆者の若いとき欲しかったサービスだ。
原価BARの従業員にも、実際に1ヵ月ほど利用してもらい、色々な声をもらった。本来、ITにそれほど詳しくないクラスタなので、モンゴルの通信状況の悪さをPaymeのせいにするといったこともあったのだが、総じて好印象。やはり、まとまった金額を任意のタイミングで引き出せるというのを便利に感じてもらったようだ。
「Paymeの感想ですが、事故や病気のアクシデントでの急な医療費や、イレギュラーな出費などにも対応しやすくなるメリットがあると感じました。ただ、手数料がちょっと高く感じました」(五反田店スタッフK)
「毎月の定期代ですが、Paymeでお金を先払いしてもらい購入時に3ヵ月とか6ヵ月分を購入してしまうと、その分安くなるメリットがあるのかなと思いました」(五反田店スタッフM)
「臨時でお金が必要になった場合、小遣いとして使う場合もその月分のリミットが常に見えているのがいいと思います。その金額が自分の給料だということを忘れがちになるところがデメリットかもしれません」(モンゴル店スタッフS)
「直近の営業日に入金されているスピード感は嬉しいですね。いざお金が必要となった時にすぐに現金が手に入れられるところがメリットだと思います。メールも来てさらにアプリで履歴が確認できるのも安心です」(赤坂見附店スタッフS)
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