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船でアキバを観光!? 「神田川クルーズ」が最高すぎる

この連載は日々変化し続ける秋葉原の街の、ちょっとおもしろくて、ほんの少しだけ役に立ちそうな情報を紹介するコーナーです。

船でアキバを観光!? 「神田川クルーズ」が最高すぎる

 秋葉原が好きなみなさんに、ぜひいちど体験してほしいアクティビティーをご紹介します。それは、船でアキバを観光できる「神田川クルーズ」です。乗船料は税込2500円。船から見るアキバは、ふだん歩いて見る景色とガラリと変わってとにかく新鮮! 実際に乗船してきたので、秋葉原エリアを中心にフォトレポートで紹介します。

オープントップの船で優雅にアキバ観光。控えめに言って超楽しかったのでホントにオススメです

 「神田川クルーズ」は、株式会社東京湾クルージングが運航している観光船です。運航コースは日本橋船着場を出発して、日本橋川と隅田川、神田川をぐるっと一周して戻ってきます。所要時間は約90分ですが、あっという間に感じるほど見どころたっぷり!

【神田川クルーズ】
http://www.ss3.jp/nihonbashi-cruise/index.html#kandagawa90

 日本橋船着場は、東京メトロ銀座線「三越前駅」(B6出口)のすぐ近く。駅を出て日本橋を渡ったところにあります。なお、秋葉原エリアから行く場合は、銀座線「末広町駅」が便利。たった2駅で到着します。

【日本橋船着場】
住所:東京都中央区日本橋1-9(日本橋川、Googleマップリンク)

 日本橋船着場に着いたら、受付でチケットを購入します。事前にウェブで予約していない場合は、必ず出発前に当日券の有無をご確認ください。情報は乗船日前日の夕方か、当日の朝8時30分ごろ公式Twitterに掲載されます。

 しばらく待っていると、オープントップの開放的な船が現れました! 定刻になるとゲートが開き、整理券の番号順に案内されます。通常は「日本橋川→神田川→隅田川」のコースですが、筆者が乗船した日は潮の流れの関係で逆周りでした。

 日本橋船着場を出発した船は、日本橋川を下っていきます。当日は猛暑日だったけど、水面を走る船なのでアスファルトの上を歩いているよりも暑くありません。ただし、直射日光が強いので、ほとんどの乗客はサービスの麦わら帽子を借りていました。

 豊海橋をくぐると、花火大会で有名な隅田川に突入です! 川幅が急に広くなりました。なお、運航中はガイドさんが東京の街を説明してくれるのですが、この解説が実におもしろいのです。歴史の話、建物の話、文化の話など、さまざまなテーマでクルーズを盛り上げてくれます。

東京スカイツリーが真正面に見えてきました! シャッターチャンスです

橋の下をくぐるので、ふだん見られない鉄骨を堪能できます

 知識量が豊富なガイドさん。90分間ほぼずーっとしゃべりっぱなしです。「出没!アド街ック天国」や「タモリ倶楽部」が好きな方は、解説を聞くだけでも乗船券の元が取れた気になれます。

運よく総武線の電車が見られました

いよいよ目的である神田川に入っていきます

船宿が建ち並ぶエリア。とても絵になります! あちこちで屋形船の準備をしていました

柳橋、浅草橋をくぐって行くと、見慣れた建物が視界に入ってきます

あの巨大な建物は書泉ブックタワー! ということは、あそこに見えるのは和泉橋です

いよいよアキバエリアに突入。船から見るアキバはこんな感じだったんですね

神田川のすぐ横に建つ柳森神社(やなぎもりじんじゃ)

これが船から見た万世橋。橋の上の通りは何度も通っていますが、橋の下をくぐったのは初めてです。古くからある有名な橋なので、立派で大きい

万世橋を通過すると、次は昌平橋。この橋も秋葉原ファンにはおなじみの橋でしょう

 船はぐんぐん進み、工事中の御茶ノ水エリアに入ってきました。複数の鉄道が交差するこのエリアは、鉄道ファンにオススメの撮影ポイントです。運がいいと総武線だけでなく、東京メトロ丸ノ内線も見ることができますす。望遠レンズを持参すれば、地上とは違った美しい写真が撮れそうですね。

 水道橋、後楽橋をくぐった辺りで、神田川とはお別れして、再び日本橋川に入っていきます。柳橋から始まった神田川は、観光スポットばかりで見応えたっぷりでした。

再び日本橋川に入っていきます。川の上に首都高速が通っていて、いい感じに日陰を作ってくれます

歴史的に価値のある橋をいくつもくぐり、出発した日本橋船着場に戻っていきました

 90分の神田川クルーズは終了です。乗船前は「90分は長いかも」と思っていましたが、まったくそんなことはなく、充実した時間を過ごせました。また乗りたいと思える内容です。

 「神田川クルーズ」を駆け足で紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 日本橋船着場は秋葉原から15分もあれば行けるので、時間がある方はアキバに来たついでに船で観光はいかがでしょうか。運航スケジュールは公式サイトに掲載されているので、予定が決まっている方は事前予約がおすすめです。

【神田川クルーズ「ご予約・空席確認」】
http://ss3.jp/nihonbashi-cruise/reserve/kandagawa_90/

 最後に注意事項をひとつ。日本橋船着場の近辺はコンビニや自販機が少ないので、行く途中の駅などでペットボトルを購入しておくことをオススメします。これから暑い季節、水分補給対策は万全に!

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