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サムスンと価格交渉なるか:

アップル新iPhoneの有機EL LGも生産へ

2018年06月29日 13時45分更新

 アップルが2018年に発売する新型iPhoneに使用する有機ELディスプレーを、韓国のLG Displayも生産することになった。米ブルームバーグが6月28日に報じた。

 LG Displayの初期生産枚数は200万枚から400万枚と、iPhoneの出荷台数と比較すると少ないものだ。しかし、アップルはこれで有機ELディスプレーの供給をサムスン独占の状態から抜け出せることとなる。

 iPhone Xの価格が高い理由のひとつに、有機ELディスプレーの価格の高さが挙げられていた。LG Displayの生産台数が増えれば増えるほど、サムスンとの価格交渉で有利に働くことが予想される。

 LG Displayが有機ELディスプレーを供給するのは6.5インチの最上位iPhone Xモデル。同社は5.8インチ、6.1インチにも供給を拡大したい意向だという。


筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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