思わず悲鳴もあがった、STU48によるリアル体験
説明会第2部には、STU48の石田 みなみさん、今村 美月さん、田中 皓子さん、土路生 優里さん、薮下 楓さんが登壇し、「映画館でVR!」で上映される「夏をやりなおす」を体験した。
VR体験が始まり映像が流れると「おぉ!」という感嘆の声をもらした5人は、シーンによっては悲鳴をあげたり、身をよじったりしてVR映画を全身で楽しんでいた。
STU48の5名による感想は以下の通り。
土路生 優里さん:体験前から360度見えると想像していましたが、上を見れば空があり、外を見れば校庭、掃除用具にほうきがあったり、想像していた以上にリアルで、自分が本当に教室にいるような感じがしました。
石田 みなみさん:VRは自分が見たいところに目が合わせられて、登場する女の子の視線が自分に合ってドキドキしました。また、下に落ちるシーンでは、普通の映画だったら横向いて見ないようにできるのに、VRの360度なのでどこをみてもその世界から逃れられなくて迫力がすごかったです。怖かったけどおもしろかったです。また、このVRだったら運動神経がよくない私でも迫力のある姿を見せられるので、ぜひアクションVR映画の主人公をやってみたいですね。
今村 美月さん:セミの声などがいろいろなところから聞こえるので、自分がその世界にいるようでした。またみんなでいっしょに観られるので、誰かが悲鳴をあげたら、それで臨場感が増して、さらに怖くなったりするのでは? と思いました。
藪下 楓さん:VRなら、自分が主人公になったように感じてワクワクするので、映画好きはもちろん、小説が好きな方やあまり映画を観たことない人にもいいと思います。STU48では船を拠点にして活動する予定があるので、船に乗っている感覚をVRを通して伝えられたらいいなと思います。
また、すべてのものが見えるのが素敵だな、と思ったので、ファンのひとりに対して近くに行ってアピールするとか、ふつうのライブではできないようなことをVRの世界で挑戦して楽しんでいただけるようにできたらいいなと思います。
田中 皓子さん:同じ映像を観ているけれど、自分の世界観で違う角度で観られたりするのが楽しいと思いました。今回はアニメでしたが、私自身お洋服が好きなので、ファッションショーの映画で、自分がランウェイを歩けるといった世界観に入れたらいいなと思います。そういうVR映画も観てみたいです。たくさんのVR映画を楽しみにしています。
「映画館でVR!」先行体験上映作品紹介
「夏をやりなおす」
夏の強い日差し。蝉時雨が聞こえる校舎。そこに、ひとりの少女が背中を向けてしゃがみこんでいる。自分の存在に気づいた彼女は立ち上がり、話しかけてくる。「ずーっと、待ってたんだよ。あの夏から……」。彼女の口から次第に明らかにされる「あの夏」の真相。会いたかった人は、会ってはならない人だった……。VRのためにつくられたオリジナル作品。主題歌は、注目を集める3人組音楽ユニット「ケラケラ」(ユニバーサルシグマ所属)による同作タイトル「夏をやりなおす」。(5:44)
「おそ松さんVR」
人気TVアニメ「おそ松さん」の初VR作品。6つ子たちの日常にVRで潜入体験。舞台は、ファンにはお馴染みの銭湯。TVアニメと同じ豪華声優陣が、プレイヤーである自分に話しかけてくれる。どうやら、自分は6つ子の願いごとをひとつだけ叶えられる超能力者らしい。6つ子たちの願いとは?果たして、その願いは成就するのか……?(6:24)
「evangelion:Another Impact(VR)」
2015年「日本アニメ(ーター)見本市」で公開された「evangelion: Another Impact(Confidential)」の圧倒的なスケールをVRで表現。別の場所、別の時、決戦兵器 の起動実験が行われていた。秘密裏に開発と実験が進められていた「Another No.=無号機」は、ヒトの制御を受け付けず、突如暴走を始める──。「Another No. = 無号機」は、何のために作られたのか? 「別」の世界で起動したエヴァの、暴走と咆哮の物語……。(4:55)
【映画館でVR! 先行体験上映】
・興行予定:2018年7月2日(月)から(初日1回目は13時からで、2回目は19時から。以降は新宿バルト9公式サイトを確認してほしい)
・公開劇場:新宿バルト9 シアター7
・チケット料金:1500円
・上映時間:約30分(ガイダンス映像含む)
6月29日24時より観賞券発売開始
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