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デザインに優れたモトローラの新ミドルハイ機「moto g6 plus」

2018年06月24日 12時00分更新

最新スマートフォンをASCII編集部が外観写真とベンチマークテストでチェックする。

 「moto g6 plus」は、モトローラから発売されたミドルハイクラスのSIMフリースマホ。「Moto G」シリーズの第6世代モデルにあたる。

moto g6 plus

ハイエンド機とも思わせるガラス素材の美しいデザイン
ネットワークも主要3キャリアのVoLTEに対応

 注目はデザイン。外観はミドルクラスの「moto g6」と基本的に共通で、ガラス素材を用いたラウンドフォルムの背面はより上位のモデルかと思わせるような高級感を持つ。カラバリはディープインディゴ1色。「インディゴ」は藍色の染料を意味し、パッと見は黒いのに光の加減でやや青みがかって見えるのが特徴的。

5.93型の縦長ディスプレーを採用。前面のロゴが「moto」から「motorola」に

 スペック面では、Moto Gシリーズで初の18:9の縦長画面を採用。5.7型のmoto g6に対して、本機は5.93型。サイズ的には従来の5.5型モデルに近い感覚。指紋センサーを前面下部に置いている関係上、やや縦長感はあるが、この指紋センサーは従来のモトローラ端末と同様に左フリックで「戻る」、軽くタッチで「ホーム」など端末操作にも利用でき、その点では利便性が高い。

ガラス素材が美しい。側面はラウンドフォルムになっており持ちやすい。カメラ部分はかなり大きく突出している

指紋センサーは上下に細いタイプが前面下部に

USB端子はType-Cで、15Wの急速充電に対応したACアダプターが付属する

ジェスチャー系の設定は「Moto」アプリに集約されている。手首を2回ひねってカメラ起動が特に便利。指紋センサーでメインキーの役割が可能。その際はナビゲーションバーが消せる

 ネットワーク面では対応バンドがLTEで1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/40/41と比較的多く、国内主要3キャリアのVoLTEに対応しているのは大きなメリット。また、DSDS対応で(DSDVではない)、nanoSIM×2+microSDのトリプルスロット仕様だ。

トリプルスロット仕様が◎

 ベンチマーク結果は以下のとおり。600番台のSnapdragonにはAntutu 7で13~14万点台を叩き出す、より高速なものも登場しているので、やや物足りなさも感じるが、普段使いで不満を感じることはない。ストレージのテスト結果はハイエンド機並みでアプリの更新なども実際に高速に感じた。普段使いの快適さにも影響があるだろう。なお、Moto Gシリーズの弱点と言われていた電子コンパス非搭載だが、本機は搭載していることがメーカーからもアピールされている。

Antutu 7

3Dmark Sling Shot Extream Unlimited

PCMark Storage test

 カメラは12メガ+5メガのデュアルでRGB+モノクロの組み合わせ。高速AFが可能なデュアルピクセルタイプとのこと。レンズのF値は1.7。

moto g6とはセンサーが異なり、デュアルピクセルタイプで、レンズも明るい

 価格は税抜で3万8800円。デザインの高級感を考えると、なかなか魅力的な1台だ。

モトローラ「moto g6 plus」の主なスペック
ディスプレー 5.93型液晶(18:9)
画面解像度 1080×2160ドット
サイズ 75.5×159.9×8.1mm
重量 165g
CPU Snapdragon 630 2.2GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大128GB)
OS Android 8.0
対応バンド LTE:1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/40/41
W-CDMA:1/2/5/6/8/19
DSDS(4G+3G)
VoLTE ○(ドコモ、au、SB)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア12メガ(RGB)+5メガ(モノクロ)
/イン16メガ
バッテリー容量 3200mAh
防水/防塵 ×/×
指紋センサー
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
カラバリ ディープインディゴ
価格(税抜) 3万8800円

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