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「ニンジャバットマン」は日本限定アトモス版に注目!

爽快な音とアクション、岩浪音響監督監修のサウンドを聴く

2018年06月20日 19時40分更新

ドルビーアトモスアニメがまたまた登場
こだわりの音響の仕上がりは?

 バットマンシリーズの最新作は、なんと戦国活劇!?

 ある日、ジョーカーをはじめとする犯罪都市ゴッサムシティの悪党たちが、戦国時代の日本にタイムスリップしてしまう。そこでも大暴れする彼らを止めるべく、同じくタイムスリップに巻き込まれたバットマンが大活躍するのが今作『ニンジャバットマン』だ。

 キャラクターデザインは『アフロサムライ』の岡崎能士、脚本は『天元突破グレンラガン』をはじめアニメや演劇作品などマルチに活躍する劇団☆新感線の中島かずき、音楽は『PSYCHO-PASS サイコパス』など多数のアニメ作品を手がける菅野祐悟。さらに、映像は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのオープニング映像などで注目を集めている水﨑淳平監督率いる神風動画が担当。世界が注目する、大スペクタクル映画となっている。

 中島かずきによる脚本や神風動画による作画などによって、息つく暇もなくアクションシーンが続く“ジェットコースタームービー”に作り上げられているこの『ニンジャバットマン』において、もうひとつ重要なファクターとなっているのがサウンドだ。

 すでに述べたように劇伴は菅野祐悟。バットマンを山寺宏一が、キャットウーマンを加隈亜衣、アルフレッドを大塚芳忠、ジョーカーを高木渉、ハーレイ・クインを釘宮理恵が担当するなど、声優陣も実力派が取りそろえられ、作品にさらなる深みを与えている。

 また、ドルビーアトモス上映に対応していることも、『ニンジャバットマン』の上映における注目ポイントだ。時空震サウンドと銘打った、特別な音響を複数の劇場で提供する。『ガールズ&パンツァー』『BLAME!』などのアニメ作品を手がけ、爆音上映ブームを生み出した人物のひとりである岩浪美和音響監督が、今作ではどのような迫力サウンドを観客に楽しませてくれるのか、大いに興味がある。

 イオンシネマ幕張新都心川崎チネチッタの音響調整に同行し、その様子を取材させていただきつつ、その合間に岩浪音響監督に『ニンジャバットマン』のサウンドに関して話を聞かせていただいた。

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