グーグルは6月5日、Google アシスタントに「家族みんなで楽しめる機能」を追加したことを発表した。
かわいいキャラクターと会話ができる「ハローキティ トーク」や「シナモンロール トーク」、「にほんごであそぼ」や「ディズニーマジカルえほん」など、親子で利用できる10種類のコンテンツだ。利用可能なデバイスはコンテンツにより異なるが、iOS 10.0以上の端末、Android 5.0以降のスマートフォン、Google Home、Android 6.0 以降を搭載したテレビ、Chromebookで使用できる。
Google アシスタントの開発者向け機能も拡充
Google アシスタントは、Google Alloに搭載したのを皮切りに、この約1年でユーザー数が約5倍となり、世界中のAndroidスマートフォンの95%、5億台以上の端末で利用可能になると、グーグル 製品開発本部長 徳生裕人氏が話した。
グーグルは2018年初頭から、Google アシスタントの開発者向けの機能を拡充してきたという。開発しやすい環境を提供することで、コンテンツを豊かにすることが狙いだ。
例えば、ユーザーが名詞やそのアプリの名前を知らなくても、ユーザーのリクエストから関連するアクションをオススメする「Implicit Invocation」、アクション内で利用できる「プッシュ通知」、スマートフォンのアプリ上でレストランやチケットの予約、対応する決算処理機能と連携することで購入処理が可能となる「Transaction API」を公開している。
また従来ではスマートフォンでしか利用できなかったが、今後数週間ほどでGoogle Play ブックスで購入したオーディオブックをGoogle Homeで再生が可能となる。利用方法は、「OK Google、オーディオブックを読む」「(本のタイトル)を読んで」と話しかけることで、再生できるという。
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