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アップルは「iPhoneとMacのOSを1つに統合するのではないか?」とのうわさに対して、日本時間6月5日午前2時から開催した年次開発者会議「WWDC 2018」にて正式に回答した。
答えは「No.」だ。
「iPhoneアプリとMacアプリの開発環境を統合し、ユニバーサルアプリとして開発できるようになる」とのうわさは、2017年から流れていた。
しかしアップルはWWDCにて「両者は今後も別々のプロダクトだ」と統合しないことを強調。今年4月にティム・クック氏のコメントとして豪メディアが伝えた、「2つのOSの統合は妥協とのトレードオフだ」との流れをくんだかたちだ。
MacでiPhoneアプリが使えるように
「iPhoneとMacのOSを統合しない」と発表する一方で、アップルはmacOS Mojaveでニュース、株価、ボイスメモ、そしてホームの4つのiPhoneアプリが使えるようになることを明かした。
また、iPhoneのフレームキットである「UIKit」をMacに移植し、iPhoneアプリがMacでも利用できるようになる未来も示している。
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これらをあわせて考えると、「OSの統合はしないがアプリの統合は進めていく」というのがアップルの回答のようだ。
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