Box Japanは6月1日、クラウドストレージサービス「Box」のデータの保存先として複数の国を選択できる「Box Zones with Multizones」を開始した。
GDPR(EU一般データ保護規則:EUが開始した新たな個人情報保護規則)といったコンプライアンスおよびデータレジデンシーへの懸念の高まりを受けたものだという。
日本、米国、カナダ、英国、アイルランド、ドイツ、シンガポール、オーストラリアなどのBoxが利用できる国すべてで提供され、世界7ゾーンから保存先を選択できる。複数の地域にわたってデータを保存することでクラウドにおけるプライバシーレベルや制御レベルを引き上げることが可能としている。管理者は企業が使用しているゾーン数にかかわらず単一の管理コンソールから企業全体のデータを管理できるという。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります