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PS4のHDDを2TB「FireCuda」に変えたら起動速度が向上!

2018年05月31日 11時00分更新

「ST2000LX001」へ換装したことで、速度面は従来のHDDと比べてどうなったのかという点が気になるところだろう。ゲームをプレイする際、起動時間やロード時間はかなり気になるところ。ゲームプレイまでの時間がかかると、せっかくのプレイする気分が削がれてしまう。その時間が少しでも短くなるだけで、グッと快適に感じる。

「ST2000LX001」を使うとゲームによってどれぐらい快適になるかは、連載記事にて随時公開していく予定だ。最新の記事では、「ゴッド・オブ・ウォー」での計測結果を掲載。PS4では起動時間が1.2倍速くなった。起動時間が速くなったことで、明らかにストレージの速度向上が見込めるので、ロードの長いシーンなどでの効果にも期待が持てる。

今回体験してみたのはSIEの「ゴッド・オブ・ウォー」。伝説のスパルタ兵クレイトスさんを操り壮大なバトルが繰り広げられる

 あと、基本的な性能として、パソコンへ接続して「CrystalDiskMark」で速度を計測してみた。結果は以下の通りで、テストデータサイズを標準の1GiBから50MiBに落とすとランダムアクセス速度が向上。細かなデータのやり取りをするゲームに向いている結果となった。

ST2000LX001の計測結果

PS4標準HDDの計測結果

USB3.0の外付けケースを利用して、Fire CudaとPS4内蔵500MB HDDを「CrystalDiskMark 6.0.0 x64」でデータサイズを1GiB(左)と50MiB(右)の両方で計測。「ST2000LX001」のほうがランダムアクセス速度が大幅に高速となる結果に

 PS4に換装するストレージは、速さを求めるならSSDだが、PS4のSATAの仕様は3Gbpsと、PS4 Proの6Gbpsよりも遅い。そのため、6Gbps以上のSSDの速度は頭打ちになる。

 さらにSSDだと「ST2000LX001」と同じ1万1000円以下の価格帯では、容量が240GBとかなり少ない。また、容量を重視して2TBのSSDを購入しようとすると、5万円以上と高すぎるため、コスパが悪い。

 一方、速度よりも容量を重視し、安価なHDDで大容量を求めても、3TB以上のHDDは厚さが15mm以上となり、PS4に入れることができない。そのため、PS4に内蔵でき、より高速で、標準HDDよりも大容量となると「ST2000LX001」という選択肢がベストになる。

 加えて、製品保証は5年と長く、安心して利用できるのもポイントが高い。PS4のストレージの換装を考えているなら、この「ST2000LX001」を選択することをオススメしたい。

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