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発売直後で2万円台も! W杯に向けて最新AVアンプをまとめてみた

2018年05月19日 12時00分更新

音質へのこだわりがすごい9.2chアンプ

パイオニア「VSX-LX503」(19万4000円)。実用最大出力215W、HDMI入力7/出力2

パイオニア「VSX-LX503」(6月上旬発売、19万4000円)。実用最大出力215W、HDMI入力7/出力2

オンキヨー「TX-RZ830」(14万8000円)。 実用最大出力215W、HDMI入力7/出力2

オンキヨー「TX-RZ830」(5月下旬発売、14万8000円)。 実用最大出力215W、HDMI入力7/出力2

 オンキヨー&パイオニアは9.2chのAVアンプの新製品を2機種発表している。9.2chならハイトスピーカーを4つにしたり、サラウンドスピーカーを増やしたりしてより迫力のある音場を作り出せる。

 オンキヨーブランドの「TX-RZ830」は、THXのミディアムサイズルーム向けシアター規格「THX Certified Select」に準拠。2000項目におよぶテストをパスしている。

 一方、パイオニアブランドの「VSX-LX503」は、独自の「Multi-Channel Stereophonic Philosophy」(マルチチャンネルでも忠実な音を再現するというオーディオ思想)を軸に開発されたAVアンプ。

 すべてのサラウンドチャンネルで同等の信号条件を整えるため、信号経路の最短化や高効率化が計られている。

トレンドは小型化、多機能化へ

薄型で高い人気を誇るオンキヨーの「TX-L50」

薄型で高い人気を誇るオンキヨーの「TX-L50」。実売価格は3万4000円前後と安い

 このように、新製品ラッシュのAVアンプだが、現在人気が高いのは薄型で低価格なものとなっている。今回紹介した製品は低価格なものはあるが極端に薄型のものはなく、設置場所は選ぶことになりそうだ。

 また、最近のAVアンプはネットワーク機能を搭載し、自宅のストレージに保存してある音楽の再生や、音楽ストリーミングサービスの直接受信などに対応するモデルが多い。実際、今回紹介した新製品もネットワーク機能を完備する製品が多いが、3万円前後の低価格な製品ではネットワーク機能が省かれている。

 ネットワーク機能を使いたいなら4万円以上の製品を選んだほうがいいだろう。

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