ファーウェイ・ジャパンは、都内で発表会を開催。2月末のMWC 2018で公開した、同社の高性能モバイルPC「HUAWEI MateBook X Pro」の国内導入を発表した。発売日は6月15日。
画面占有率91%の超狭額縁がスマホっぽい?
タッチ対応の高解像度液晶に第8世代Core i7と性能も◎
MateBook X Proは、昨年国内でも発売された「HUAWEI MateBook X」の後継機。プレミアム性を持つ高級感と高性能、クラムシェル型のモバイルPCというスタイルを継承しつつ、タッチ操作にも対応したのが大きな進化となる。スマートフォンメーカーであるファーウェイらしさを感じるのは、画面占有率91%の超狭額縁デザイン。これを可能にするために、インカメラをファンクションキーの下に設置する(ポップアップして出てくる)という、ギミックも用意されている。
ディスプレーは前モデルから若干大きくなった13.9型。縦横比は3:2で、画面解像度は3000×2000。基本性能ももちろん高く、上位モデルは第8世代のCore i7-8550U。メモリーは16GB、ストレージは512GB。外付けGPUとして、NVIDIA GeForce MX150も搭載される。本体左側面にある2つのUSB Type-C端子はともに充電にも対応(Thunderbolt 3対応は1つ)、利便性を高めるために右側面にはType-A端子も用意される。
本体サイズは約304×217×14.6mm。重量は約1.33kg。指紋センサー一体型の電源ボタンはキーボード右上に装備。カラバリはスペースグレー。
ファーウェイ「HUAWEI MateBook X Pro」の主なスペック | ||
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CPU | Core i7-8550U (1.8GHz、最大4GHz) |
Core i5-8250U (1.6GHz、最大3.4GHz) |
グラフィックス | GeForce MX 150(2GB) | Intel UHD Graphics 620 |
メモリー | 16GB | 8GB |
ストレージ | 512GB SSD | 256GB SSD |
ディスプレー | 13.9型(3000×2000)、タッチ対応 | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
インターフェース | USB Type-C×2(うち1つはThunderbolt 3対応)、 USB Type-A、ヘッドフォン |
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サイズ | 約304×217×14.6mm | |
重量 | 約1.33kg | |
バッテリー駆動時間 | 約12時間 | |
カラバリ | スペースグレー | |
OS | Windows 10 Home(64bit) | |
予想実売価格(税抜) | 20万9800円 | 14万9800円 |
15.6型の「MateBook D」にはSSD+HDDの
ダブルストレージモデルを追加
Windows PCでは、よりクリエイティブ/ビジネス向けの「MateBook D」にも新モデルが登場した。こちらはフルHD解像度の15.6型液晶搭載で、一般的なA4ノートと比べて狭額縁という特長は本機も同じ。発売日は5月18日。
上位モデルは第8世代のCore i7、8GBメモリーで、1GB HDD+128GB SSDというダブルストレージ仕様。外付けGPU(NVIDIA GeForce MX150)も装備されている。価格は税抜11万7800円。本体サイズは約358×239×16.9mmで、重量は約1.9kg。
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