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実売約4万円、レッドのボディーも印象的

真っ赤で小粒なJHの新サウンド「Billie Jean」が登場

2018年04月24日 11時00分更新

 アユートは4月24日、新型IEM「Billie Jean」の国内販売を5月下旬に開始すると発表した。Astell&KernとJerry Harvey Audio(JH-Audio)のコラボレーション製品で、2ウェイ/バランスド・アーマチュア型ドライバー2基搭載。AKコラボのTHE SIRENシリーズの中では、最も低価格な製品となる。価格はオープンプライス。直販サイト「アキハバラ e市場」での販売価格は3万9980円。

 多ドライバーを搭載したイヤモニ(IEM)の開発で知られるJH-Audioだが、今回はBA型×2基(高域および中低域用)とし、Michelle Limited比で30%も筐体を小さくした。一方で複数ドライバーから発する音の時間軸や位相を制御するための「freqphaseテクノロジー」などを踏襲。さらに高音の鳴りを最適化するため、ノズルの先と耳の間に大きめの空間(アコースティックチャンバー)を設けるなど新しい試みも取り入れている。

 構成としてはミニマムだが、従来機種と比べて低価格になっただけでなく、耳への装着しやすさ、フィッティング感の良さなど改良も加えられている。

 2ピン端子のケーブルはリケーブルにも対応する。ケブラー素材を利用することで強さも併せ持っている。なお従来製品では2.5mm4極のケーブルが付属していたが、今回の機種には付属しない。Astell&Kernのプレーヤーと組み合わせてバランス駆動したいと考えている人は注意したい。

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