週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

バーチャルYouTuberなどで使うアバターファイルの共通フォーマット「VRM」

2018年04月19日 12時00分更新

 ドワンゴは4月16日、VR向け・新3Dアバターファイルフォーマット「VRM」を提供開始した。

 VRMはプラットフォーム共通のファイル形式で、対応アプリケーションすべてにおいて同じアバター(3Dモデル)データを使えるので、人型のキャラクター・アバターを取り扱いやすいことが特徴。無料で公開している「UniVRM」というライブラリを使用すれば、UnityでVRMファイルを読み書きするできるようになる。フォーマット自体はプラットフォーム非依存であるため、他エンジンや環境でも利用できるという。

 「ネットワークに相互接続されたアバターによるVRコミュニケーション」の際、自分のアバターデータをほかの人から自分の姿が見えるように、ほかのユーザへ送信するケースがある。 この場合、従来の考え方に基づく「再配布」規定だけでは対応できない場面が考えられるため、VRMでは「モデルデータ自体に対しての改変・再配布規定(Creative Commonsなどから設定可能)」や「モデルデータを使用して“人格を演じる”ことについての許諾規定」をファイルに設定できるなどの設計をしているとのこと。

 VRM形式は無料で使用できるようオープンソースで公開している。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります