週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

新エンジン搭載の有機ELモデルなど、LGが全21モデルの4Kテレビを投入

2018年04月12日 00時00分更新

壁に貼れるほど薄い有機EL最上位モデル「W8P」

壁に貼れるほど薄い有機EL最上位モデル「W8P」。デザインは従来モデルを踏襲

 LGエレクトロニクス・ジャパンは4月12日、有機ELテレビ5シリーズ10モデル、4K液晶テレビ4シリーズ11モデルを発表した。

画像エンジンを刷新 画質が向上した有機ELテレビ

有機ELおよび液晶テレビの主な機能の違い

有機ELおよび液晶テレビの主な機能の違い

 有機ELテレビは、2017年に登場した超薄型フラッグシップ「W7P」の後継モデル「W8P」を皮切りに、「G8P」「E8P」「C8P」「B8P」の5シリーズを展開。ラインナップと発売日、予想実売価格は以下の通り。

有機ELテレビの画面サイズ、発売日、予想実売価格

有機ELテレビの画面サイズ、発売日、予想実売価格

W8Pのデザイン性を継承しつつ、壁掛けモデルではなく据え置きを意識した「G8P」

W8Pのデザイン性を継承しつつ、壁掛けモデルではなく据え置きを意識した「G8P」

W8Pと同じくG8Pのスピーカーは別体型。透明な台に埋め込まれているようなデザインだ

W8Pと同じくG8Pのスピーカーは別体型。透明な台に埋め込まれているようなデザインだ

スピーカー内蔵タイプの「E8P」。65V型のほかに55V型も用意

スピーカー内蔵タイプの「E8P」。65V型のほかに55V型も用意

E8Pはガラスカバーを採用しており、スタンドから画面が浮いているようなデザイン

E8Pはガラスカバーを採用しており、スタンドから画面が浮いているようなデザイン

最大77V型モデルを用意する「C8P」

最大77V型モデルを用意する「C8P」

30万円台から買えるコストパフォーマンスモデル「B8P」

30万円台から買えるコストパフォーマンスモデル「B8P」

 新製品は有機EL専用の画像処理エンジン「α9 Intelligent Processor」を採用(B8Pを除く)する。

 α9 Intelligent Processorでは、ノイズリダクション処理を従来の2倍となる4段階で実施。ノイズ低減処理を2回、バンディング(グラデーションなどの色ムラ)低減処理を2回行なう。

「α9 Intelligent Processor」の処理工程

「α9 Intelligent Processor」の処理工程

 また、シャープネスやコントラスト処理も従来の方式から変更しているほか、色空間のコントラストを強調した上で正確な色再現を実行する。色再現の際に参照するデータベース(ルックアップテーブル)も大幅に拡大している。

 このほか、USB経由で4K/120pの映像の再生が可能となっている。

 B8Pを除くすべてのモデルでチューナーが3チューナーとなり(B8Pは2チューナー)となっているほか、全機種ともHDRは「HDR 10」「HLG」「Dolby Vision」およびTechnicolorのHDR方式に対応。オーディオは「Dolby Atmos」に対応している。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります