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サッカーW杯の前に発売される最新4Kテレビをまとめてみた

2018年05月09日 10時00分更新

 6月14日からはじまるサッカーW杯。それに間に合うように、各社テレビメーカーが4Kテレビをリリース。6月上旬までに発売される機種も多い。そこで、サッカーW杯開催前に発売される4Kテレビ新製品をまとめてみた。

 なお、ここでは6月中旬以降の発売予定製品は除外しているが、14日に合わせて発売する製品もあるかもしれない。

年末の4K放送も見られる東芝「レグザ M520X」

M520X

レグザ M520X

 東芝映像ソリューションはスタンダード4K液晶テレビ「M520X」の50V型と43V型を6月6日に発売する。予想実売価格は50V型が17万円前後、43V型が14万円前後。

 最大の特徴は12月1日に開始されるBS/CSの4K放送を受信できるチューナーをいち早く内蔵した点。4K放送受信のためにチューナーを買い足す必要がない。

 4K放送で使用されるHEVCコーデック特有のノイズを除去する「BS/CS 4KビューティX」など、画像処理エンジンも進化している。

 なお、4Kチューナー内蔵の有機ELテレビ「X920」シリーズも発表しているが、発売は7月下旬となる。

スマート機能を搭載予定 ソニー「ブラビア A8F/X9000F/X8500F」

ブラビア A8F

ブラビア A8F

X9000FとX8500F

 ソニーは有機ELテレビ「A8F」を含む3シリーズ11機種の4Kテレビを6月9日に発売する。

 価格のイメージは、65V型の有機ELテレビ(KJ-65A8F)が59万円前後、液晶上位モデルの55V型モデル(KJ-55X9000F)が27万円前後、液晶ミドルクラスの43V型モデル(KJ-43X8500F)が15万円前後だ。

 これらのモデルは「Google アシスタント built-in」にファームウェアアップデートで対応予定(2018年中)。リモコンに話しかけることで情報の検索やGoogleアシスタント対応機器の操作が行なえる。

 また、「Works with Alexa」への対応も予定されており、スマートスピーカーとの親和性が高い。

 ブラビアはBS/CSの4Kチューナーは内蔵しておらず、放送を受信するには別途外付けチューナーが必要となる。

画質エンジンが向上した有機ELテレビ
パナソニック「ビエラ FZ1000/FZ950/FX780」

有機ELテレビの「FZ1000」と「FZ950」

液晶テレビ「FX780」

液晶テレビ「FX780」

 パナソニックは「FZ1000」を含む2シリーズ4機種の有機ELテレビと、65V型の4K液晶テレビ「FX780」を6月8日に発売する。

 価格のイメージは、有機EL上位の65V型モデル(TH-65FZ1000)が70万円前後、55V型モデル(TH-55FZ1000)が48万円前後。液晶テレビ(TH-65FX780)は35万円前後となる。

 有機ELテレビは画像処理に「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載。映像の明るさに応じて動的に補正量を変える「ダイナミック 3D-LUT」や有機ELパネル制御の進化により、暗いシーンだけでなく明るいシーンの表現力が向上している。

 液晶テレビは「ヘキサクロマドライブ」を搭載し、画面の部分ごとに最適な画像処理を行なう。周囲の明るさと連動してHDRの画質を調整する「明るさ連動HDR」などが利用できる。

 ビエラもBS/CSの4Kチューナーは内蔵しておらず、放送を受信するには別途外付けチューナーが必要となる。

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