LINEは4月9日、AIアシスタント「Clova」によるホームIoTサービス「Clova Home」の提供を開始した。
Clova HomeはClovaからIoT家電を操作可能にするホームIoTサービス。Clovaがインターネットサーバーを経由して、自宅にあるゲートウェイと繋がり、「Clova WAVE」や「Clova Friends」へ指示した内容が、ゲートウェイを介して各IoT家電に割り振られ、コントロールする仕組みになっている。
従来の赤外線対応家電の「音声リモコン」機能では、Clova WAVEと家電製品は赤外線の届く範囲で、間に障害物がない環境に配置させる必要があった。Clova Homeではネットワークを経由して操作するため、距離や配置場所の制限なく利用できる。
ホームIoT化の第一弾としてPhilips Hueと連携し、Clovaはインターネットサーバーを経由した照明の操作ができるようになった。照明のON/OFF操作や、明るさ・色などの調整も音声で操作できる。また、事前にロケーションの設定することで「リビングの照明をつけて」など場所を指定した操作も可能だという。さらに、今後オプションでClova Friendsも、Clova Homeにより家電を操作できるとのこと。
同社は今後も様々なメーカーと連携し、幅広い機器への対応を進めるという。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう