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VRで不動産内見、浸透進む

ナーブ、不動産情報のアットホームと提携しVR内見を技術提供

2018年04月09日 14時00分更新

 ナーブは4月2日、アットホームとの業務提携契約の締結を発表した。提携と同時にナーブがもつVRコンテンツ技術をベースに共同開発した「VR内見・パノラマ」を、アットホームの加盟店向けサービスとして技術提供する。

 アットホームは不動産情報サービスを提供する企業。VR内見・パノラマとは、専用のVRデバイス「CREWL」を使用し、実際に部屋にいるような擬似内見による物件案内を可能とするシステムだという。不動産会社が撮影した画像は、不動産業務総合支援サイト「ATBB」に登録でき、VR内見・パノラマを導入している全国のアットホーム加盟店舗では、登録済のVRコンテンツをいつでも閲覧することが可能となる。

 VRで擬似内見をしている視点は同時にパソコン画面にも表示できるため、営業担当者はユーザーとコミュニケーションをとりつつ物件を紹介できるとしている。また、不動産会社にとっては、時間がかかる実際の物件の案内を必要最小限に抑えることができるため、営業効率や成約率の向上につなげられるとのこと。

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