Linuxベースのシングルボードコンピューターと組み合わせてハイレゾプレイヤーが自作できる、ハイレゾDACボードの「ChiPiDAC2-5122+」が家電のケンちゃんにて販売中だ。
Linuxベースのシングルボードコンピューター(SBC)である「NanoPi NEO2(Ver1.0)」に対応する、専用設計のハイレゾDACボード。別売りのSBCと合体することで、手乗りサイズのハイレゾプレイヤーが構築できるというアイテムだ。
SBCの上に2階建てで搭載するため、基板はSBCと同じ40×40mmサイズ。TI社製DAC「PCM5122」と2種類のクロック(44.1kHz系、48kHz系)が搭載されており、最大384kHz/32bitのハイレゾ音源を再生できる。基板上には赤外線リモコン受信モジュールも実装されており、設定すれば赤外線リモコンでの操作も可能だ。
サウンドドライバーは「HifiBerry DAC+ Pro」、再生ソフトは「_tkz_氏版Volumio」が利用可能という。ただし同人ハードウェアとあって、再生ソフトの導入や更新などの詳細は、ユーザー自身で調べる必要がある。
なお、今回入荷したのは限定仕様の初回ロットで、DACボードが完成済みかつキューブ型の専用ケースが付属している。ただしSBCは追加購入が必要なほか、ショップによれば「SBCにはボードを接続するピンヘッダが取り付けられていないため、最小限のハンダ付け作業が必要になる」とのこと。
販売する家電のケンちゃんには、ブラック・ブルー・レッド・オレンジの4色が入荷(ブラックは人気で完売)し、価格は6000円(税抜)。SBC自体は3000円前後で購入可能とのことで、合計で1万円ほどあればプレイヤーが完成するようだ。
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