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新たなARやアニ文字、バッテリー性能低下問題をサポート

アップル、大幅にアップデートされた「iOS 11.3」提供開始

2018年03月30日 18時00分更新

ARKit 1.5対応によりARプラットフォームとして活用されそうだ

 アップルは3月30日、大幅にアップデートされた新OS「iOS 11.3」の提供を開始した。

 AR機能はARKit 1.5に対応し、従来のテーブル・椅子といった水平面に加えて壁やドアといった垂直面もARに取り込み、円形のテーブルといった不規則な形でも正確にマップするという。

アニ文字に追加された4種のキャラクター 

 iPhone X用に新たな4種のアニ文字が追加されており、自分の表情をライオン、熊、ドラゴン、どくろを使って表現。A11 BionicチップとTrueDepthカメラの働きにより、自分の声と50以上の異なる表情筋の動きを使って、アニ文字メッセージを記録して送信できる。

 また、複数の医療機関に通う患者が医療記録をiPhoneで確認できる「Health Records機能」、米国およびカナダでメッセージ機能「Business Chat」をベータ版として提供する。

バッテリーの性能低下を通知される機能とともに、バッテリー性能低下により自動的にパフォーマンスが低下する機能をオフできるようになった 

 さらにデータとプライバシーに関する設定もより細かく指定できるようになったほか、 バッテリーの状態を通知して修理が必要な時にそれを推奨する機能、バッテリーの性能低下した状態で予期しないシャットダウンを避けるためにパフォーマンス低下する機能をオフする機能が加わった。

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