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富士通、機能を強化したバッテリーフリービーコン

2018年03月30日 15時50分更新

 富士通は3月30日、機能を強化したバッテリーフリービーコン「FUJITSU IoT Solution Battery-free Beacon PulsarGum(以下、パルサーガム)」を販売開始した。

 パルサーガムが発した電波をスマホが受信すると、IoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」と連携する。その情報を分析することで、人や物の位置や動線の把握、生産性向上に向けた業務分析など、ユーザーの現場業務の改善活動を支援するという。

 デバイスに内蔵する太陽電池を小型化・多段化するとともに電源回路を改良し、従来品の約10分の1の明るさでの安定動作を実現。照明の抑えられた廊下や夜間の外灯近くなどの現場で活用できるとのこと。また、デバイスの回路に保護機能を搭載したことで、直射日光が当たり過大な電力が供給された際にも安定動作が可能になったという。

 サイズは幅19×奥行き72×高さ3mm、重量は約3g。無線はBluetoothに対応。動作照度は300LX。発信頻度は1回/1.28秒。無線出力は1mW(通信距離約10m)。防水性はIPX-7相当。

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