残像の少ない滑らかな映像でゲームをプレイできる!
動画だけでなく3Dゲームでも5Kディスプレーの「ProLite XB2779QQS」は活躍する。フルHD(1920×1080ドット)のディスプレーでは見えなかったようなディテールが鮮明に再現されるため、ゲームの世界をより身近に感じることが可能だ。
今回は「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」のベンチマークを実行してみたが、キャラクターの細かい表情や服の模様、身につけている装飾品の質感などを、よりリアルに楽しむことができた。
ちなみに「ProLite XB2779QQS」の場合は、中間階調応答速度が4msと高速なうえ、ゲームに最適化した「ゲームモード」も用意されている。事前に設定しておけば、キャラクターの素早い動きでも残像を感じにくくなり、より快適にゲームをプレイすることが可能だ。
“ながら作業”がしやすくなる、「Picture In Picture」「Picture By Picture」機能も搭載
PCでゲームをプレイしている最中に、攻略サイトを参照したくなることは良くあるが、「ProLite XB2779QQS」にはそんな際に役立つ機能も搭載されている。
そのひとつが、画面内に子画面を表示できる「Picture In Picture」(PIP)機能で、「ProLite XB2779QQS」につないだ2台のPCの画面を同時に表示できる。これを利用すると、子画面にゲームを表示しながら、主画面で攻略サイトをチェックするという使い方が可能だ。子画面は右上、右下、左上、左下の4箇所の好きな場所に表示でき、サイズも大中小の3種類から選べる。主画面と子画面の入れ替えや、音声の入れ替えも簡単。子画面といっても、「大」サイズだとフルHDくらいの解像度になるので、ゲームや動画を十分に楽しむことができる。
もうひとつ、似たような機能として画面を2分割表示する「Picture By Picture」(PbP)も用意されている。こちらは、「ProLite XB2779QQS」につないだ2台のPCの画面を左右に並べて表示できる。前述の「PIP」と異なり、主画面の一部が副画面で隠れないのがポイント。お手軽なデュアルディスプレーという感じで使えるので、片方の画面で情報収集しながら、もう片方で文書を作成するときなどに便利だ。YouTubeの攻略動画を参考にしながらゲームをプレイする場合なども、「PIP」よりこちらの方が向いているだろう。
ただし、「PbP」では表示が縮小されてしまうため、標準の状態では細かい文字は読みにくくなる。そのため、「PbP」で文書作成などをする場合はあらかじめディスプレーの設定で「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」を大きめの数値に変更しておいた方がよさそうだ。
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