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M Z-01Kレビュー 4回目

2画面スマホ「M Z-01K」のカメラはアウトカメラもインカメラも2030万画素

2018年03月18日 12時00分更新

 2画面スマホの「M Z-01K」レビュー第4回はカメラ機能をチェックする。カメラの使い方も画面モードのように少し特殊だが、M Z-01Kならではの運用も可能なので、撮影の多い人にもちょうどいいものだろう。ともあれ、カメラは1基のみで、2030万画素でF1.8で、センサーは裏面照射型といった素性だ。

ドコモ「M Z-01K」

 カメラが1基であるため、操作方法も特殊だ。カメラを起動するとまずA画面が点灯して、インカメラ状態になる。ここで切換ボタンを押すと、A画面が消灯して、B画面が点灯。ようやくアウトカメラとして使用できる。これが基本であるため、従来のスマホのようにササッと撮影するのは難しい。またカメラは2画面モードでも使用可能で、自撮りについては参考画像を見ながら撮影できるのがユニーク。

通常モードだけでなく、2画面モードでも使用可能

 純正カメラアプリは、AXON 7から大きく変化しておらず、ホワイトバランスのクセもそのままである。マニュアル設定は細かくできるため、マニュアルでホワイトバランスだけ自分で調整する撮影方法がベターだ。

マニュアルの項目は、オートもあるため、部分的に手動にすると雰囲気のいい写真を撮りやすい

青空の色が結構独特

シャドウ部の階調も豊富。日中での撮影はまず問題ない

日中のお散歩用としては良好。ただフォーカスを手動で合わせた場合の音が妙にデカい

白を愚直に取ろうとする傾向が強い。左写真は暖色系光源下で撮影したもので見事なまでの飯マズ。ほとんどの場所でこの調子なので、右のようにマニュアルでWBを調子するといい

夜間は自立できる部分とシャッター速度最長7秒を利用しやすい

手持ちの場合、ISOの上昇でノイズが厳しいので、夕方までが限度な印象

 自撮り向けの機能には美肌モードがある。これも通常モードと2画面モードで使用可能なので、都合のいいように運用できるほか、自立させやすいのを利用した撮影も便利だ。テント型の場合は配信にも使いやすいので、慣れてくると飛び道具的な使い方が浮かんでくるだろう。

手に持たなくても単体で自撮り可能である

インカメラとして運用する場合は2030万画素であるため、風景撮影と同じく細かい情報を拾っている。顔写真をアップロードする場合は見えすぎる感もあるので、適宜調整とリサイズをオススメする

美肌モードは5段階あり、写真はデフォルトになっている3段階目のもの。けっこうナチュラル路線だ

ドコモ「M Z-01K」の主なスペック
メーカー ZTE
ディスプレー 5.2型液晶×2
画面解像度 1080×1920ドット×2
サイズ 約72×151×12.1mm
重量 約230g
CPU Snapdragon 820
2.2GHz+1.6GHz(クアッドコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
OS Android 7.1
最大通信速度 下り最大500Mbps
VoLTE
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ画素数 リア:2030万画素
バッテリー容量 2930mAh
FeliCa/NFC ×/×
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 ×/×
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
連続待受時間(LTE/3G) 約410時間/約440時間
連続通話時間(LTE/3G) 約980分/約640分
カラバリ Black

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