M Z-01Kレビュー 2回目
2画面スマホ「M Z-01K」の4つのモードを駆使すると可能性が広がる
「M Z-01K」レビュー第2回はソフトウェアを中心に見ていく。先に記しておくと、最近のスマホからすると、とてもシンプルなものでメーカー独自の要素は極めて少ない。モード変更の部分がすべてといってもいいほどだ。
まずはモードの変更を見ていこう。モードの変更は、まずM Z-01Kを開く。それからタスクキーの右横にある「M」キーを押すと、通常モードから他のモードに変更できる。このとき、完全に開いた状態でないと通常モードとミラーモードしか選べない。いつでもすべてのモードに変更できるワケではないと覚えておこう。
マルチタスク的な運用前提の2画面モードがもっとも出番が多いだろう。A画面とB画面で別のアプリを起動させられるため、ウェブブラウズをしながら、地図を見たり、SNSを見たりといったことができる。このモードは従来のマルチタスク機能を拡張したもので、マルチタスクに対応するアプリであれば、同時に操作可能だ。
また非対応のアプリの場合は、タッチしていない側のアプリは非アクティブになる。マルチタスクに対応したアプリは増えており、ゲーム以外でとくに多い。ともあれ、動画を見つつウェブブラウズは鉄板なので、スマホ2台でやっていたのであれば、端末をひとつにまとめることができる。なお、縦か横画面限定のアプリの場合、画面の向きによっては表示が乱れることもあるので注意が必要。
設定項目では独自のメニューがとても少なく、画面をダブルタップでスリープを解除するなどの機能は一切ない。ただ、オーディオ部分には力を入れており、専用オーディオチップとして「AKM AK4962」を搭載、またDolby Atomsにも対応で、スピーカーとヘッドフォンで再生されると音はとても聴きやすいと感じるハズ。オーディオ部分はAXON 7のような仕様である。
ディスプレー周りの設定で独特なのは、色温度。ほかには非対応アプリを強制的に2画面モードで起動させるといった設定もある。これはデフォルトでオンになっており、あまり設定する部分はない。どちらかといえば、愛用しているランチャーが動作するのかといった動作を調べることが多いだろう。そう、ZTE端末ではおなじみの「Mi-Pop」すら用意されていないのだ。
以上のようにクセのあるのは2画面モードくらいで、ミラーモードの使い所はとくに変化もないので、通常モードと2画面モード、大画面モードを使い分けていくといいだろう。
ドコモ「M Z-01K」の主なスペック | |
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メーカー | ZTE |
ディスプレー | 5.2型液晶×2 |
画面解像度 | 1080×1920ドット×2 |
サイズ | 約72×151×12.1mm |
重量 | 約230g |
CPU | Snapdragon 820 2.2GHz+1.6GHz(クアッドコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
最大通信速度 | 下り最大500Mbps |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | リア:2030万画素 |
バッテリー容量 | 2930mAh |
FeliCa/NFC | ×/× |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
防水/防塵 | ×/× |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
連続待受時間(LTE/3G) | 約410時間/約440時間 |
連続通話時間(LTE/3G) | 約980分/約640分 |
カラバリ | Black |
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