週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

GPS搭載、オリジナルアプリの開発も楽しそう

ガイドも常駐 Fitbit初スマートウォッチ「Ionic」レビュー

2018年03月05日 09時00分更新

スクエアのディスプレーで、どことなくPebbleの面影を残す「Ionic」

 2018年1月18日に日本発売したFitbitのタッチスクリーン スマートウォッチ「Fitbit Ionic(フィットビット アイオニック)」。Fitbitのもつ健康とフィットネスにおける専門知識の蓄積と、低価格でシンプルな使いやすさとSDK公開によりパーソナライズできることで人気となり、その後Fitbitに買収された「Pebble」の双方の魅力をいいとこ取りをしたような製品だ。

計測できるトレーニングはランニングや自転車など複数ある

 Ionicは、フィットネス好きのための機能を数多く搭載している。たとえばトレーニングの記録は自動化されており、ランニングや水泳といったトレーニングを始める前に、アプリを起動しスタートボタンを押す作業は不要。加速度センサーやGPSなどの機能より、トレーニングが始まったことを自動で検知。ログを取り始めてくれる。

手動で計測を始めてもオーケーだし、自動で計測スタートもしてくれる

 さらに信号などで停止した場合は、自動で記録を一時停止してくれるので、より正確なデータが収集可能となっている。

コーチしてくれるトレーニングは複数のメニューが用意されている

トレーニングの仕方をガイドがアニメーションで教えてくれるのでわかりやすい

 またランニングや自転車といったトレーニングの記録以外にも、ワークアウト用のアプリ「Fitbit Coach」がインストールされている。画面上にエクササイズの内容が表示されるので、ガイドに合わせてカラダを動かせばオーケー。トレーナーがいなくても正しくカラダを動かし、しっかりとトレーニングできるのはおもしろい。

 本体にGPSアンテナを搭載しているスマートウォッチは、ガーミンやカシオが発売しているものの全体的には少なく、位置情報を記録するためにはスマートフォンがそばに必要。しかしIonicは本体にGPSアンテナを搭載しているので、単体での位置情報記録が可能。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります