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エンドユーザーへの配慮は忘れずビジネスのキモは外さない

法人へ向いたVAIOの取り組みを訊く

2018年03月07日 09時00分更新

将来を見据えた商品づくりを目指す

―― 2017年6月に社長が交代されました。何か変わったことはありますか?

花里 基本方針は変わっていないので、法人をしっかり伸ばしていくことと、長期的な目線で商品作りを含めてしっかり戦略を練っていくこと、たとえば2020年を見据えて考えています。前社長のときは事業を安定させることを重視していましたが、現社長ではこの先の成長戦略というところを考えてやっております。

―― 他社との協業はいかかでしょう。

花里 PC単独のビジネスだけではなくて、働き方改革として、しっかり周りを含めたIT環境をご提案していこうと思っています。その中で、全て自分たちが丸抱えしてやっていくのではなく、強みを持ったパートナーとVAIOがタッグを組んだ「TRUSTDELETE Biz for VAIO PC」や「LTE-X」などのサービス化を検討したいですね。ほかにもセキュリティー系や資産運用の会社さんですとか、アプリケーションベンダーさんとはいろいろとお話させていただいております。

↑「TRUSTDELETE Biz for VAIO PC」は、遠隔操作によるデータ消去や位置情報の取得などができるサービス

―― 今後法人に対してどのようなアプローチを考えていますか?

花里 働き方改革といったことをより我々のハード面だけでなく、周りのソリューションも含めたものを提案したいと思っております。そのために、展示会やセミナーを多く活用させていただいて、いろんなご提案をできる場を増やしていきたいですね。

―― 最後にみなさん待たれていると思われる新VAIO Zについて、何かお知らせできることはありますか?

花里 Zのコンセプトは純国産で「快」を究極に突き詰めたコンセプトでやらせていただいております。Zはソニー時代からVAIOのDNAの根幹にあるようなもので、現在のような形がいいのか、それともVAIOとしての意思を示すという意味では、別の意味合いもあるかもしれませんので、そういうことを考えると、次のラインアップもご期待いただけるのではないでしょうか。今回のVAIO Proシリーズの第8世代インテルCoreプロセッサー搭載モデルで、熱設計技術を駆使したVAIO TruePerformanceによる性能向上を実現しましたが、これはZの系統なんですね。ですので、ある程度スタンダードモデルでもZイズムを搭載していきます。次のVAIO Zは、それとは違う、我々の新たな提案ができるのではないかと思っております。

 エンドユーザーの人気が高いVAIO。法人への認知は着実に進んでおり、安曇野FINISHによる品質の担保と導入コストをどう捉えるか、しっかり理解してもらうべく、今後もより企業に直接伝えていくようだ。数年後のVAIOや新VAIO Zがどのようなものになるのかなど、興味は尽きない。

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