ゲーミングノートPCとして
定番の基本スペック
CPUはゲーミングノートPCの定番であるCore i7-7700HQを搭載する。クアッドコアCPUなので、DirectX 12対応タイトルなどCPU性能の比重が大きいゲームも快適にプレイできる。
メモリーを16GB搭載する点も見逃せない。8GBの製品もまだ多くあるが、推奨環境で16GBを記載するゲームも増えてきた。このところメモリー単体価格が高騰しているだけに、後から自分で増設すると割高になってしまう。最初から16GB搭載しているのはありがたい。
ストレージは、これもゲーミングノートPCの定番。レスポンスに優れるM.2 SSDをOSドライブに使うとともに、データドライブとして1TBを搭載することで容量も確保する。ゲームタイトルの保存/管理は、外付けのSSD/HDDでするという手もあるが、最近はデータも大きくなってきているので、やはり内蔵でこれくらいあったほうがなにかと便利だろう。
光の演出も楽しめるSteelSeries製キーボード
ゲーミング向けに、独自の付加価値も盛り込んでいる。キーボードは、操作性に優れたゲーミングギアブランドとして定評のあるSteelSeries製を採用している。
マルチカラーのLEDが、シルバーに塗装したキーのサイドから透過して光る様子がインパクト抜群。カラーや発光パターンはユーティリティーでカスタマイズ可能だ。キーのストロークは深めで明確なクリック感があり、操作性も良好だ。
キーボード奥にはワンタッチボタンが2つあり、1つはファンを高速回転させる「CoolerBoost」機能に割り当てられている。ファンをフル回転させると当然大きな風切り音がするが、夏場で室温が高い時など、音よりも冷却、性能を優先したい場合に便利だ。
もう1つ「G」のマークが付いているボタンを押すと、MSIオリジナルの「DragonCenter」ユーティリティーが起動する。ここからマルチカラーLEDの設定含め、パフォーマンス、サウンドなど、各種設定へアクセスできる。リカバリーディスクの作成、ヘルプまでまとまっていて便利だ。
ゲームに最適化された通信とサウンド機能
通信機能は、1000BASE-T対応有線LANとIEEE802.11a/b/g/n/ac対応の無線LAN、Bluetooth 4.2を装備。有線LANは、ゲーム向けのKiller E2400で、帯域管理ツールでゲームの帯域を優先させることができる。
音響ソフトウェアとしてNahimic 2オーディオエンハンサーが導入されており、ゲームの種類やコンテンツに応じて、スピーカーでもヘッドフォンでも最適な音質で楽しめる。音の発生した方向をレーダー表示するサウンドトラッカーという機能もある。
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