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ASCIIアイドル倶楽部定期公演レポート

東京女子流の新曲「ラストロマンス」のMV撮影を振り返り!ASCIIアイドル倶楽部定期公演レポート

2018年02月07日 21時30分更新

 1月31日(水)にAKIBAカルチャーズ劇場にて「ASCIIアイドル倶楽部定期公演Vol.9」が東京女子流によるワンマン公演で開催された。ASCIIアイドル倶楽部定期公演は週刊アスキーの表紙を飾ったアイドルに会いにいく、そんなコンセプトでお届けするライブイベントだ。

 東京女子流は、2010年結成のエイベックス所属のガールズ・ダンス&ボーカル・グループ。名前のとおり、東京からアジアそして世界へ「音楽の楽しさを歌って踊って伝える」ことをコンセプトとして活動している。ディスコ・ファンクから、EDM・Future Houseと幅広いジャンルにて、ハイクオリティーな楽曲を発表している。メンバーは山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生の4人。彼女たちは「週刊アスキー」の1140号と1141号の表紙を飾った。9月25日のVol.5に引き続き2回目の登場となった。

ASCIIとなじみ深い「加速度」からスタート

 ライブは「加速度」からスタート。ASCII.jpの連載「TOKYO AUDIO STYLE 」でハイレゾ音源の出来るまでの過程を追っていたASCIIにはとてもなじみの深い楽曲だ。「Partition Love」「ヒマワリと星屑」と大人っぽくて都会的な楽曲が続く。「おんなじキモチ」はハッピーな気持になれる初期楽曲。サビでは会場のファンたちも一緒に振り付けに合わせて楽しい楽曲の世界感に浸っていた。

Windows Mixed RealityでVR空間を体験

 毎回ASCIIアイドル倶楽部定期公演のステージでは、最新デジタルグッズなどを紹介している。今回はWindows 10 Fall Creators Updateにて実装された機能「Windows Mixed Reality」でVRに挑戦することに。同規格の特徴は、要求性能が比較的低く、内蔵グラフィック機能で動作可能なことだ。よって、コンシューマー向けのPCでも要求性能に対応するとしている。

 ステージでは、第7世代インテルCPU「Core i7-7700HQ」を搭載したHPのゲーミングノートパソコン「OMEN by HP 15」に「HP Windows Mixed Reality Headset」を接続してVRを体験出来る環境を構築した。Windows Mixed Realityのセットアップは比較的簡単で、ヘッドセットのUSBケーブルとHDMIケーブルをPCのポートに差すだけでセットアッププログラムが起動する。センシングはヘッドセットのインサイドアウトにセンサーを搭載することで6軸での検知が可能。これにより、外にセンサーなどを設置する必要はなく体験できるのだ。

Criff's House

 ネットワークの不具合でゲームアプリは体験できなかったが、「Criff's House」というWindows Mixed Realityのホーム環境である別荘のようなVR空間を散策することに。庄司芽生はトリガーを押すことで出るビームや目の前に広がるVR空間に興味津々の様子。「別世界に飛んで未来に行った感じでした」とコメントした。続いて山邊未夢もヘッドセットを装着。「建物の外のアルプス山脈みたいな景色が本当にきれいでハイジになった気分です」と的確にVRの楽しさをコメント。後日、東京女子流メンバーがVRでゲームをする様子の動画を含めたレポート記事をASCII.jpで公開予定なのでぜひチェックしていただきたい。

表情をエモく!?新曲「ラストロマンス」のMV撮影を振り返る

 後半のトークパートでは、新クリエイティブ陣で勝負するリニューアル第1弾シングル「ラストロマンス」のMV撮影のオフショットを交えてトークすることに。当日の時点ではMVが公開されていなかったので、かなりレアなステージとなった。MVの撮影では破壊と再生をテーマに海辺と廃墟で撮影したという。各メンバーの廃墟で撮影したオフショットを見ながら各々コメントをした。

「ラストロマンス」MVロケ地の1つである廃墟。ここでのオフショットを見ながら振り返っていく

新井ひとみオフショット

―――イラストレーターのmajoccoさんが描いたCD+DVD盤のジャケットをもとに作ってもらった衣装を着ています。メンバーごとに衣装のデザインが違うのでそこにも注目してほしいです。

中江友梨オフショット

―――リップシーン撮影中の写真ですね。結構広く画を撮っていたので自由に動いたり感情的になったりしていいよといわれました。なので、感情的な表情になっていますね。詳しくはMVで確認してみてください。

山邊未夢オフショット

―――「表情をエモく」ということを監督さんに言われたので、「エモ山邊」ということで普段よりも大人っぽく、エモい仕草と表情を意識しました。感情が入り過ぎて後ろの壁に身体があたってしまったのですが、そこが鏡だったのでスタッフさんに心配されました。

庄司芽生オフショット

―――MVで髪をまとめるって今までなかったので新鮮でした。メンバーとかからも耳を出したほうがいいよといわれていいたので挑戦してよかったです。リップシーンでは目の前に柵があったので、「縛り付けられた世界から早く私を出してくれ~」みたいな気持で挑みました。

 撮影のラストでは、ペンキをかぶるというシーンにも挑戦したという彼女たち。身体中がペンキまみれになってメンバー全員でお風呂に入ったエピソードなどで盛り上がった。そんな注目の「ラストロマンス」のMVをぜひともチェックしていただきたい。

ダンスも歌も圧倒的完成度のライブ後半戦

 中江友梨が歌詞を担当した「たぶん、ずっと好き」はかわいらしい恋心を歌った曲で、サビの「no-no-no-no-no」「oh-oh-oh-oh-oh」での女の子の心のときめきを感じさせるような横に移動する振り付けが印象に残った。Jazzyなベースラインが特徴の「運命」、少し切ない別れを歌った「僕の手紙」と続いた。後半は「ミルフィーユ」「W.M.A.D」続き、ラストはノスタルジックな雰囲気が特徴な「ゆうやけハナビ」を披露。メンバー4人がそろって手を繋ぐシーンがとても印象的で彼女たちの強い絆を感じることができるフィナーレとなった。

■セットリスト
1.加速度
2.Partition Love
3.ヒマワリと星屑
4.おんなじキモチ
5.たぶん、ずっと好き
6.運命
7.僕の手紙
8.ミルフィーユ
9.W.M.A.D
10.ゆうやけハナビ

 東京女子流のNew Single「ラストロマンス」は2月28日発売予定。CD+DVDは2160円、CDのみは1080円となっている。

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