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ヘッドセット要らずで顧客と同時体験できる

ARKitでAR不動産プレゼンを同時共有 アイデアクラウドが業務用アプリを開発

2018年02月01日 18時00分更新

 AR/VR/MR事業を手掛けるアイデアクラウドは、家やビルなどの建物3Dモデルを実空間に配置できるエンタープライズARアプリ「BUILDAR」を提供開始した。

 iOS11の機能「ARKit」を利用したもので、カメラで取得した空間情報をもとに3Dモデルを配置できる。配置した3Dオブジェクトへ実際に近づくことも可能で、建物の完成予想イメージの確認や、建築の様々な意思決定の補助を主な目的としているという。

 BUILDARはVRを使った従来の不動産プレゼンテーションシステムが抱えていた「一緒に体験できない」「操作方法が難解」「VRヘッドセットを装着したくない」「ハードウェアの導入コスト」「体験者の表情が読み取れない」などの課題を解決するために開発されたとしている。一般向けには配布せず、ハウスメーカーやデベロッパーそのほかの法人と契約し提供する形を想定。今後はさまざまな機能を追加し、要望に応えたいとしている。

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