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NTTドコモと協働の実証実験

プリンスホテル、体感型VRアトラクションシステムを苗場スキー場に導入

2018年02月01日 14時30分更新

 プリンスホテルはNTTドコモと協働し、NTTドコモが開発中の体感型VRアトラクションシステムを苗場スキー場で試行導入した。プロモーションに関する実証実験で、各種リゾート施設への集客拡大や、グループ施設間の相互送客、ゲレンデ荒天時における来場客の満足度向上など、プロモーションの観点における有用性を検証する狙いだ。

 このシステムは、台湾でVRゲーム施設「Joyland」を手掛けるJPWInternationalが開発したモーション筐体と360度の実写映像を連動させた、日本国内初導入のVRシステム。映像と足元の機器が連動することで、ヘッドマウントディスプレーのみで360度映像を視聴する場合と比べ、より高い臨場感や没入感を得ることができるという。

 今回の実証実験では、ゲレンデを滑降するスキーヤー目線の実写VR映像を施行導入し、苗場スキー場を疑似体験できるようカスタマイズされている。これにより、雪の降らない国からの外国人旅行者や、スキー初心者など、誰でも気軽にスキーの魅力に触れることができるほか、スキー経験者でも事前シミュレーションとして楽しむことができるとしている。

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