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LINEが警視庁と連携 児童の情報モラル向上を目指す

2018年01月26日 19時30分更新

 LINEは1月26日、警視庁とインターネット空間における非行・被害防止活動を効果的に推進することを目的として「児童・生徒のインターネット空間における非行・被害防止に関する覚書」を締結した。

 同社によると2014年4月から、インターネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向け、情報モラル教育教材の開発・研究をしており、教材は全国の学校で活用されているという。また、学校や教育機関でのワークショップ授業・講演活動も昨年は全国で2500回以上実施したとのこと。

 今回、警視庁と連携して児童・生徒のインターネット空間における非行・被害防止に効果的な活動について推進するため、覚書の締結にいたった。今後は覚書に基づいて両者共同で「~みんなで学ぶ~TOKYOネット教室」を東京都内の小学校、中学校および高等学校等で実施する。

 同社はこれまで、情報モラル教育教材「『楽しいコミュニケーション』を考えよう!」を通じ、主にテキストでのコミュニケーションにフォーカスを当てていたが、サイバー犯罪など対策すべき課題が多様化する中、より実効性のあるものにすべく、警視庁と本取り組みをすることにしたという。

 この取り組みを通じて児童・生徒がより安全に安心してインターネットを利用できるようにし、トラブルなどから児童・生徒を守るべく、児童・生徒の情報モラルの向上を図っていくという。

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